2021/11/19(金)22:37
皆既月食と思うようにいかない事と
午後6時半頃、全く隠れてしまった月がまた少し現れてきたところ
午後6時45分頃、三日月位に現れてきたところ
午後8時頃、殆ど月がもとどうりになったところ
今日は皆既月食という事でスマホで写真撮ってみたが反射光等が入って実際に見えた通りには写っていなくてがっかりした。思うようにはいかないものだと思った。
思うようにいかない事について本日の新聞の人生相談に50歳台の男性教諭(教頭)が校長試験を何回も受けたが合格出来ないことを悩んで質問していた。土日も出勤して生徒のため学校のため尽くしてきて色々勉強もしているのに受からない。面接担当の若い試験官はレベルが低くて見る目がないのではないか?今の校長連中の中には自分より能力も低いしだらしない人もいる。こんな不合理なことがあっていいものか?と質問していた。
回答者はある作家で、とても厳しい回答をしていた。思いやりのある優しい同情の言葉をかけてくれるかと思ったら「試験は受からない人が実力がないからでそれを試験官が悪い、自分よりろくでもない人が校長になっているなどと言うのは見苦しい。自分に実力がなかったことを棚に上げて他の合格者を蔑んだりするのは最低だ。貴方は思いあがっていないか?不合格になったのは何故なのか具に反省してみるべきだ。そこを直さなければいつまで経っても合格できないでしょう」と結んでいた。
回答者によってはもっと別の回答を書いてくれたかもしれないが、この回答は大筋では正しいと思った。
とかく人は一生懸命努力して土日迄出勤して尽くしているのに合格させてくれないのはどういうことだと試験官を恨み社会を恨んだりするが、自分が受からなかった欠点について具にチェックしないことが多い。会社などでも自分はこんなに努力して会社に尽くしているのにいつまでも平で昇級してくれない。社長や部長がお馬鹿さんだからと怒って辞めてしまう人もいる。上層部が本当にお馬鹿さんのこともあるが昇級できないのは自分に欠点がある場合もある。
物事が思うようにいかない時は何らかの原因があるものである。相手(人や物)を恨み憎むだけでなく、自分にも原因がなかったか反省することも必要だと今朝の新聞の回答を読んで思った。