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いもっこの大学生活日記

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2004.12.30
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カテゴリ:カテゴリ未分類
この日記が、今年最後の日記になると思う。

実は今、実家にいるのだけれど、今日から母方のじいちゃんばあちゃんの家に行く。

毎年そこで年を越すため、今年もそうなる。

僕はじいちゃんもばあちゃんも大好きだし久しぶりに会うので楽しみだ。

そんなことで、今、今年最後の日記を書くため僕はパソコンに向かっている。


思い返せば、今年はいろいろなことがあった。

ほんとに内容の濃い一年だった。

まぁ、今年一年の回想、反省は来年にでもしようと思う。

それよりも、今日はどうしても書いておかなければならない事があるのでそのことを書く。

自分自身への「ケジメ」のために・・・。


この一年、僕はある少女によって劇的に変わった。

この「少女」は僕と同い年ではあったが「女性」と呼ぶにはあまりにも幼い姿をしていた。

しかし、だからこそ僕は彼女に惹かれていったのかもしれない。

「美しい」よりも「可愛い」という言葉が当てはまるこの少女に僕は一方的にではあるが、恋に落ちた。

そう。


Nちゃんである。



彼女は僕に「恋」というものを教えてくれた。

そしてこの「恋」は僕を大きく成長させてくれた。

いかに僕が彼女を愛し、そしてそれによって成長してきたかは今までの僕の日記を読んでもらえば分かると思う。


実は先日、僕はこんな決心をした。


この恋を終わにしよう。


と。


11/20、この日は今年最後の大学の授業だった。

学校でNちゃんに会えるのも今年最後である。

すでに2回振られていたのだが、やっぱり僕はNちゃんのことが好きだった。

振られたのに僕の好きな気持ちは収まらず、逆に加速していった。

振られた後も僕とNちゃんの間にはいろんなことが起こりすぎたというのもこの原因だと思う。

そんなNちゃんは僕を振った後も優しく接してくれた。

でも僕は、「気まずいなぁ」と思っていた。

気持ちを抑えつつ、普段学校でNちゃんと話すことはツラかった。

しかも、話しているときはとても楽しかったから、なおさらツラかった。

だが、この日は今年最後の学校の日。

Nちゃんと会える最後の日なのである。

好だから、喋りたい。

喋りたいから、喋りに行く。

この当然の欲望はこの日も僕を動かした。


最後の授業が終わり、Nちゃんの隣にいるKちゃんが先に帰り、Nちゃん一人になっていた。

僕はそこに喋りに行った。

なんか、とても懐かしい気分になった。

告る前は、こんなことを当然のようにしていたから。

そんな日々を思い出しつつ僕は「R君とイブに二人でルミナリエに行く」という話題をだした。

この話を聞いたNちゃんは「え!?」と言って戸惑っていた。

そして彼女は次の瞬間こんなことを言った。


「ウチもルミナリエ行くねんけど。。。」


僕はすぐさま話題をそらした。

だが、頭の中は「ウチもルミナリエ行くねんけど。。。」によってかき回されていた。

この言葉は何を意味するのか?

分かっていた。

分かっていたが、明確なモノにしたくなかったから、あのときの僕はとっさに話をそらしたのだと思う。

まぁ、Nちゃんの言葉に僕が分かりやすく言葉を補えばこうなる。


「ウチも『彼氏と』ルミナリエ行くねんけど。。。」


この言葉は僕に大きなショックを与えた。

この後も30分くらい行動を共にし、喋っていたのだがもう楽しくなかった。

Nちゃんと二人で喋っているという「現実」の楽しさを、Nちゃんが彼氏とルミナリエに行くという「事実」の悲しさが上回っていた。


何度も言うが、僕はNちゃんに振られてからもNちゃんのことが好きだった。

ただ、ツラかった。

好きだけど、嫌われたくないから行動に起こせず、「すでに告って振られた」という事実が僕に重くのしかかっていたからだ。

一人でいるときはいつもNちゃんのことを考えては、胸が苦しくなっていた。

とてもツラかった。

そんな僕にNちゃんは彼氏とルミナリエに行く、と僕に告げた。

Nちゃんも言いたくなかったのだとは思うし、ポロっと出た言葉だと思う。

でも、僕はその言葉を確かに聞いたし、しっかり受け止めた。

そしてこの言葉によって僕の中の「Nちゃんを好きでいようという『気持ち』」が途切れた。

「言葉によって」というより、言葉によって与えられた「悲しみ」によってと言った方が適切だろう。

そしてこの『気持ち』は、以前に誰かから聞いた


Nちゃんは彼氏さんとクリスマスを一緒に過ごさない。


という情報や、その他の情報によってつなぎとめられていたように思う。

でも、Nちゃんの口からクリスマスに彼氏とルミナリエに行くということを告げられたし、なんかこの『気持ち』を切ってくれてむしろ感謝している。

とにかく僕は

・・・・・・・


Nちゃんを好きでいることを止めます!


大学の交流ノート(オレンジデイズのノート的なやつ)にも「僕は今の恋を諦めます」って書いてきました。

今はまだNちゃんのことがすっごく好きです。

でも、もう「付き合いたいなぁ」とは思わないようにしています。


今の気持ちはとても複雑で・・・・・

なんか、すがすがしいんだけど、暗く悲しい感じ。

でも、以前よりは元気になってきました。

僕のことを「負け犬」と思う人もいるかもしれません。

でもいいんです。

僕は好きでいるツラさに負けて、恋を諦めたんですから。

負け犬と言われて当然だと思います。

でも、いいんです。

僕はこの恋を糧にこれからも強く生きていきたいと思います。

この恋は僕に恋の楽しさ美しさと共に、厳しさ、切なさも教えてくれました。

この恋で僕は多くの人に支えられ、仲間の大切さを知りました。

それと共に、多くの人を巻き込んでしまいました。

成功や失敗を繰り返しながら一歩一歩進んでいく事はとても楽しかったです。

いろいろあったけど、僕はこの恋の中でしてきたことを

全く後悔していません!!


ほんとに素晴らしい恋でした!

こんなちっぽけな僕を支えてくれた多くの友達には感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、素晴らしい生活や夢、生きる喜び、何よりも恋する楽しみを教えてくれたNちゃんにはほんとに感謝したいます。


Nちゃん!!

ほんとにありがとう!!



ホントに大好き!!



そして



さようなら!!!







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最終更新日  2004.12.30 01:22:16
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