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テーマ:野鳥好きっ♪(16265)
カテゴリ:鳥
*幻滅するような内容があります。
本当は書かずにスルーしようと思ったのですが、 さくら113さん10月23日付のブログを読んで、この問題は一度は やらないといけないと思い、取り上げることにしました。 一緒に考えていただけると幸いです。 さくら113さんとのやり取りは掲示板にもあります。 ご参照下さい。 ////////////////////////////////////////// 秋の渡りももう終盤、今年もたくさんの夏鳥が大阪と周辺各所にやってきて、いろいろ楽しませてもらいました。 大阪市内にある大阪城公園は春秋の渡りの時期の一大中継地となり、連日のように渡り鳥が飛来して、それを目当てに僕も含めてたくさんのバーダー(バードウォッチャー)や、カメラマンが集まります。 そして必ず行われる餌付けによるヤラセ撮影。ヒドい時には公園にいるカメラマンほぼ全員がグルになってやっています。野鳥への給餌については状況にもよるので100%否定はしませんが、公共の場である園内の木の枝を撮影の邪魔になるからとへし折り、見通しの良い場所に差し込み、餌を塗っておびき寄せ、出てきた所をみんなで仲良くハイ撮影…。アホか。 実際にはこんな感じです。 枝先にとまるキビタキ。 実際は… ヤラセ枝にとまるキビタキ。 まだまだ 太い木の枝 実はヤラセ舞台でした 舞台セット中~♪。邪魔な枝は折っちゃえ、縛っちゃえ♪ もうやりたい放題です。 ちなみに上2枚のキビタキの時は、通路を塞いだカメラマンの 撮影が終わるまで、3分ほど一般の通行人が待っていました。 この様な撮影は、一般の方の迷惑になるだけなく、鳥たちを 一カ所に釘付けにされることにより隙ができ、天敵に襲われ やすくなります。実際過去に野良猫に襲撃されて命を落とした 鳥もたくさんいます。 また、周囲を取り囲んだカメラマンを警戒しながら、わずかな餌しか 捕れないので、空腹のまま旅に出て落鳥するリスクもあります。 何度かそれはどうなん?って言うたところ、空笑いして逃げて行く人、 無視する人、タバコの煙を流してくる人、僕の機材に砂かける人、 と全く聞く耳もってくれません。 ここで長年観察を続ける野鳥の会の幹部の方も、見て見ぬふり。 むしろ珍鳥情報ウェルカム状態です。 これからも世界中から観光客が集まる天守閣前の池では生け簀を沈めて、 カワセミをおびき出す危険な仕掛けが恥ずかしげもなくセットされ、 ルリビタキなどの人気のある冬鳥も危険な場所に餌付けされ続けます。 本当に野鳥のことが好きだと思えばこんな真似は出来ないはずですが、 これが現実だと思うと悲しくて仕方がありません。 これを見ていただいた大阪城公園をフィールドにされてる方へ。 今一度、なぜ野鳥を撮ってるか考え直してみませんか?。 もちろん僕自身も自戒を込めて、常に考え続けています。 ///////////////////////////////////////// 不愉快な画像ばかり続いたので、お詫びに… 森の中を飛び抜けるキビタキ。渡りに備えて活発に エサを探して動き回ります。 黒地に鮮やかな黄色とほのかな朱色が映え、 森の中の人気者です。来年の春までお別れですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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