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テーマ:野鳥好きっ♪(16265)
カテゴリ:社会
街路樹の根元で、砂浴びと日向ぼっこをするスズメの群れ。 /////////////////////////////////////////// *先日のフィールドマナーといい今回といい、 エラそうな講釈タレに見えたらゴメンなさい。 徐々に冬が近づく今日この頃、バードテーブルを出して、小鳥たちの越冬をお手伝いする方々もちらほら出てきました。寒いこの季節ならではのお庭バードウォッチには最適な季節です(^^)。 先月末あたりから、この時期を見計らったようにこんなニュースが流れてきました。 スズメ大量死:死因はネズミチフス菌か この記事を読むにあたって注意して欲しいことがあります。 話すと長くなるので、要点だけ。 ・1500羽中8羽解剖3羽菌検出では科学的根拠にならない ・ネズミチフス菌が原因である場合、スズメだけが特異的に 大量死した微生物学的根拠に乏しい ・多数ある感染経路を提示せず、餌台だけを問題視 ・助教授本人も発言は全て「~と考えられる」 一見デカデカとさも原因菌がわかりましたと言わんばかりの 見出しと、内容に愕然としそうですが、実は何もわかってません。 餌台作ると感染症が広がるよ、と言いたいのでしょうけど これではかなり厳しいです。 ただし、餌台を不潔にすると、確かにネズミチフスだけでなく、 他の感染症や未知の感染症を蔓延させる原因にもなりかねません。 学会やマスコミからも、餌台けしからん論が沸き起こってしまいます。 餌台は清潔に、外敵対策はしっかりとして、人も鳥も楽しめる 餌台にしたいところですね(^^)。 冬といえば、各地にハクチョウやカモなどが飛来し、 公園などでは人々がパンなどのエサを与えています。 普段野鳥に興味がない人も、野鳥たちに親しみを もてるようになる時期でもあります。 しかし、一部の過剰なエサやりで水質の汚染が深刻に なって、エサやりが禁止になった場所も出てきました。 同様の理由で、各地にもエサやり禁止にして、各保護団体が 独自に時間を決めて、汚染しにくいエサを与えてる 場所もあります。 また繁殖地ではキツネやオオカミなどの天敵がいるため、 カモたちは犬をかなり怖がります。 観察地などには犬は連れ込まないようにしてください。 各地のルールに従って、楽しい鳥との交流を送りましょうね。 もちろん僕自身もですが(^^;。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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