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2006年12月31日
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カテゴリ:
今年もあと少しになりましたね。

私生活でもいろいろありましたが、れおんや野鳥観察で適度に
息を抜いて、力みすぎずに切り抜けれたかなっと思ってます。
まぁ、ユルすぎるとも言われてますが…。
そして、5月の初旬に始めたこのブログでもたくさんの方々と
交流してお話ができたのは、本当に大きな収穫でした。
皆様、本当にありがとうございます。

さてお正月に向けて、またまた今回も彼女にトップ絵を描いて
貰いました。来年の干支のイノシシの子のうり坊にそっくりな、
カイツブリのヒナに今年の干支のれおんからバトンタッチです(^^)。
uribo
今年の野鳥観察の中でも一番思い入れの深かったのが、ある公園の池で、
たった1羽だけ孵ったカイツブリのヒナでした。その色合いがイノシシの
子に似てたので、うり坊と勝手に呼んでいましたが、蓮を見に来るたく
さんの人間や、その蓮を管理するために次々と巣を潰す公園管理の人間、
上空から隙あらばヒナを狙うカラスやアオサギと厳しい条件の中、親鳥は
2ヶ月間できっちり一鳥前のカイツブリに育てあげました。

uribo
またカイツブリは生まれて数日間は親鳥が、ヒナを背中に入れて守ります。
親の無条件の包容力を感じましたね。

9月以降にこのブログの来られた方は、是非こちらも…↓
8月24日更新「決別」、うり坊誕生から巣立ちまでの記録へのリンク

uribo
8月25日の親離れ以降も、うり坊は生まれた池に居ました。
見た目もすっかりカイツブリそのもの。生まれた時の
弱々しさはまったくなく、立派な若者になっていました。
(9月末)

uribo
新天地へ旅立つための翼の準備もOKです。(10月初旬)
この時期ぐらいから、本来のカイツブリらしく、
人間の姿を見ると避けるようになってきました。

uribo
ぶるぶるぶるっ♪(10月中旬)

uribo
すっかり蓮が枯れて見通しよくなった池で、蓮の茂みから
飛び出してきたうり坊。生後4ヶ月半がすぎ、もう大人と
ほとんど変わりません。この後、新天地に旅立ったようで、
ここではカイツブリの姿は見なくなりました。
(11月中旬)

生息地の減少やオオクチバスによる巣やヒナの食害で、全国に
急激に数を減らしているカイツブリ。たくましく育ったこのヒナが
安住の地を見つけれるよう、この小さな水鳥を取り巻く環境が
悪くならないようにして欲しいものです。

追記:
このカイツブリの親子のように、人前で繁殖をするカイツブリは
ほんのごく一部で、実際はすぐに営巣、育雛放棄をする臆病な鳥
です。またカイツブリに限らず、繁殖中の野鳥を見つけた場合は、
張りこまず、そっとしておいてくださいね。

///////////////////////////////////////////////////////////

そして、こちらは耳の病気を2度患ったものの、まだまだ元気なれおん。
来年もうちの番犬として、愛玩犬としての大活躍を期待です(^^)。

2007年が皆様にとって良いお年であるように…
Have a happy new year
祝大家新年快楽





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最終更新日  2006年12月31日 21時34分19秒
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