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カテゴリ:能登キリコ祭り
能登のお祭り館「キリコ会館」では、毎年、12月の半ばから1月中旬まで、「キリコ祭りカレンダー展」を開催しています。これは渋谷利雄先生が、キリコ祭りの期間に撮り続け、自ら選んだ写真を館内で展示する催しです。
渋谷先生とキリコ祭りの出会いは、40年ほど前、蛸島のキリコ祭りに感動したのが始まりとなって、以来、能登各地のキリコ祭りを撮り続けることになったといいます。もう、キリコの写真は撮り尽くしたといえるほどですが、それでも新しい何か、奥深い何かを求めて毎年キリコ祭りに出掛けているそうです。こうして撮り続けている写真は、貴重な記録でもありますが、同時に文化遺産といえるものでしょう。 渋谷先生は、1936年、石川県押水町で生まれ、日本写真専門学校を卒業後、羽咋市でカメラマンとして活躍しています。キリコ祭りやのとキリシマツツジなど、能登半島の原風景を撮り続け、写真集も多く出しています。また、エッセイストの藤平朝雄氏とのコンビで、写真と文による能登の紹介を中日新聞や地元紙に連載しています。日本写真家協会会員。 上の写真は、藤平氏との共著『能登キリコ祭り』です。写真と文による解説で、能登のキリコ祭りの歴史、見どころなどを詳しく紹介しています。この本はキリコ会館・記念品ショップでも販売されています。京都・せいしん社発行、定価1,000円。 キリコ会館は年中無休で、正月の間も午前8時から午後5時まで営業しています。 能登のお祭り館「キリコ会館」ホームページ 館内・記念品ショップで「輪島の正月飾り、蓬莱(ほうらい)切り紙」を特別販売しています。 (2007年12月18日記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月18日 11時31分08秒
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