日本でもそうだけど、アメリカでの日常生活に携帯電話は必需品である。
ちょっと前までは携帯に電話してくるのは旦那ぐらいだったが、ここ最近は友達とかからかかって来る様になった。当然そのほとんどの友人はスペイン語訛りの英語を喋る。
先ほど起こった話だが・・・
私の携帯は待ち受け画面に相手の電話番号(これ日本でも当たり前ね）と州が表示される。
他州なら知り合いが居ないので当然でないのだが、さっきの電話はフロリダ州だったし、名前を登録していなかったので名前は出ず、電話番号だけ表示されていたので一応”Hello"と出てみた。
すると相手は若い男性で”Que tal?（よっ！って感じだろうか･･･）”と聞いたことが有る声が行ったので、友達が私だと知ってスペイン語で話しかけているのだろうと思い、”Bien! Y usted?(元気だよ。そちらは？）”と言い返した。向こうも笑いながら今度は英語で”最近どうよ”って聞いてきたので、今日の午後足を捻挫してそれがだんだん痛くなってさ～などと、話していたが･･･その後の会話のつじつまが合わない。
って言うか、”あんた誰よ?”と頭の中で考え出した私・・・
どうもこの声は友人のカルロスっぽいが、カルロスにしては声が元気すぎるし、一緒に歩いていて足を捻挫したので、捻挫のことは知っているはずなのに・・・と疑問はますます広がる。
で、勇気を出して言ってみた。
”ところで・・・オタクどちらさん??”
彼は”アンドリュー”と答えた。あんどりゅー？？？
アンドリューって人、クラスに居た？？？居たかもしれないけど、何で私の携帯電話の番号を知っているわけ?? 彼も私に”今、教えてんの？”とかと言う・・・
そこで初めてこれが間違い電話だと気がついた。
”たぶん、番号間違っていると思うよ。”と私。先方も”んんん・・・たぶんそうだと思う”と・・・
”ごめんなさいね、早く気づかなくて。どうも知り合いの声に似ていたし、友達皆スペイン語訛りだしで・・・”と言ったら、”こちらこそごめんなさい”と言われ”さようなら”で電話は切れた。
間違い電話でこんなにべらべら喋ったのは実は初めてじゃない。
日本にいたとき(独身のとき)、1度間違い電話がかかってきて、普通に出て喋っていたら、どうも変。やっぱり”ところでオタク、誰？”って聞いて相手が名乗り、間違い電話だと知ったことがある。でも、そのときの相手は男性で、”また掛けていい？”と言われた。”いやいや・・・一応これは間違い電話なので･･･”と言って丁重にお断りしたが、切った後は念のために”着信拒否”に登録した。
これって、私の注意力散漫から起こることなのだろうか・・・
ちょっと恥ずかしかったよ・・・
