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カテゴリ:インドネシア研修生・実習生
友達のインドネシア人技術実習生が、先日、仕事中、指を怪我をしました。
全治1ヶ月で、点滴を打ったりして、かなりひどい怪我だったそうです。 仕事は怪我のため1週間ほど休んだそうですが、その際の給料について相談を受けました。 怪我で休んでいる間の給料はどうなるのか不安だったようです。 日本にいるインドネシア人技術研修生や実習生が、日本の労働者と同じ扱いなのか、 労災が適用されるのかわからなかったので、インターネットで調べてみました。 ウィキペディアに詳しい情報が載っていました。それによると、 「技能実習生には労働関係法令(労働法)が適用されるので通常の労働者と同様の扱いが必要となる。 ちなみに研修生は労働者ではないため、労働法令ではなく入管法令(出入国管理及び難民認定法)が適用される。」 とのことでした。 私の友達は、実習生なので、労働者と同様の扱いだとわかりました。 更にインターネットで調べたところ、次のことがわかりました。 「治療費は労働保険から出るので負担金は0円、 休業補償金が支払われ(給料の60+20%)、差額の40%を請求できる」 早速友人に伝えたところ、怪我で休んでいる期間は たまっていた有給休暇を消化することになりそうだとのこと。 そのことについて、労働基準局の相談窓口に電話してきいてみると、 「本人が有給消化でよいなら、問題ない。でも、本人が納得していないなら、 本人と一緒に直接相談に来てください」とのことでした。 インドネシア人は、日本人とよく似ていて、「和」を大事にし、 波風を立てないようにする人が多いようです。 本人の怪我の痛みも激しいようだし、労働基準局に相談に直接相談にいくと、 大事になりそうなので、今度は、RINKという労働者支援団体に電話してみました。 電話は留守番電話だったので、メールしてみると翌日返事が来ました。 とても親切な対応で、インドネシア語の電話相談の時期も教えてくれました。 研修生や実習生が怪我をしないにこしたことはありませんが、万一怪我をした場合は、 法律でも保護されているし、また、支援団体も存在して、相談できるということが、 心強いと、今回の友人の怪我で思いました。 友人の怪我が早く治ることを願っています。 ↓インドネシア王宮伝来の高級スパ「タマンサリ」が日本に進出しているようです。 いながらインドネシアスパ、いいですね。 ラフォーレ蔵王リゾート&スパ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月02日 13時28分40秒
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