上手な「待ち方」を教えてあげよう・・・★★★
こどもたちに いのちの大切さを伝える50の方法その8 上手な「待ち方」を教えてあげよう急いでいるんだけど 長い信号待ち・・・なかなか来ない 夕方のバス・・・車で移動中の大渋滞・・・ずらりと並んだ チケット待ちの列や お会計のレジ・・・などなど日常生活の中では 「待たされること」は 多々あります基本的に こどもたちは 待たされるのが嫌ですそれは 大人も同じかも 知れません特に 大事なことが 次に控えていたりするとイライラしがちですそれは 次の約束の人を待たせてはいけない次の人に迷惑をかけてはいけないという「責任感」の表れでもあるのですが・・・・そんな時の 上手な「待ち方」をこどもたちには 教えてあげましょう「待つ」ということには 2つの宝物が隠されていますそれは 「待ち時間」という ちょっとした「時間」のプレゼントです時間は減ってるじゃないか・・・って思わずにそれは 時間のプレゼントだと考えるとその貴重な時間は 自分のために使うことができますこどもたちであれば その間に何して遊ぼうか考えてもいいし ゲームの攻略を考えてもかまいません勉強ではなくて 自分の好きなことに使ってもいいのですそういった点でいうと あんがい こどもたちのほうが 使い方が上手かもしれませんもうひとつの宝物それは 「待ち遠しい」 「早く会いたい」っていう気持ちの高揚感です好きな人に会いに行くときは早く会いたくて会いたくて イライラよりも その高揚感の高まりの方が増していくものですその「小さな時間」を使って 相手への想いを高めることもできるのですこの2つは 「自分への想いの時間」そして「相手への想いの時間」ですどちらの使い方でも かまいません使い方というのは 本当に 自分次第です大人の待ち時間の態度や行動やことばこどもたちは 想像以上に 見ていますそして 感じ取っています渋滞の車の中で イライラしているお父さんの目や ことばの一言一言なかなか来ないバスに対して イライラしている お母さんの表情待たされているときの姿は 毎日の暮らし方と密接に関わっているものです人は 毎日 神様から 待たされているからですそれは 自分の夢であり 目標であり あなたの望みそのもの・・・待っている間 あなたなら なにをしてますか?どんな気分でいたいですか? (K)