terminal ― 覚え書き
◆rootアカウントの有効化(2007/10/06追加)Netinfo マネージャを起動し、「ドメイン」メニューから「セキュリテイ」-「ルートユーザを有効」を選択し、rootアカウントを有効にする必要がある。(出典:田中俊光氏の覚書き)◆シェルの登録場所/etc/shells---------------------------------------------<contents>/bin/bash/bin/csh/bin/ksh/bin/sh/bin/tcsh/bin/zsh---------------------------------------------<contents>◆bashの設定ファイル(出典:Cyberam)/etc/profile ログイン時にだけ実行されるシステム全体の設が記述されたスクリプトファイル。~/.bash_profile ログイン時にだけ実行されるスクリプトファイル。~/.bashrc bashの起動時に実行されるスクリプトファイル。起動される度に実行される。~/.bash_logout bashをログアウトするときに実行されるスクリプトファイル。~/.bash_history コマンド履歴が保存されており、環境変数HISTSIZEの値を変更することで保存するコマンド履歴数を変更できる。ログアウトの度にコマンド履歴をリセットしたいのであれば~/.bash_logoutに"rm -f $HOME/.bash_history"を記述する。また~/.bash_profileなどのスクリプトの内容を適用するためにログアウトし直すのは面倒なので #source ~/.bash_profileを実行することですぐに設定を有効にできる。 ◆tcsh の設定ファイル(出典:UNIXの部屋 検索: ~/.tcshrc)~/.tcshrcログイン時に自動的に読まれる。このファイルが無かった場合、~/.cshrc が読まれる。tcsh を使っている場合、初期設定を書くには、大別して3つのやり方がある。1) 絶対に tcsh しか使わないなら、全てのシェル変数、環境変数、alias、complete などの設定を~/.tcshrc に書けばよい。2) たまに csh を使うなら、csh・tcsh 共用の設定 (tcsh の内部コマンドである complete などを除いたもの) を ~/.cshrc に書いて、その中でif ( ${?tcsh} ) thenendifを書き、この if 文の中に tcsh 専用の設定を書けばよい。3) あるいは、~/.cshrc に csh・tcsh 共用の設定を書き、~/.tcshrc に tcsh 専用の設定を書いて、~/.tcshrc の最後にsource ~/.cshrcとしてもよい。どの方法を取るかは好みの問題。◆Terminal を走らせると、/etc/profile と ~/.bash_profile が 実行されるが、/etc/bashrc や ~/.bashrc は実行されない。 それに対し、X11からxtermを走らせると、 /etc/profile と ~/.bash_profile は実行されないが、 /etc/bashrc と ~/.bashrcが実行される。そこで、Terminal, xterm, どちらを走らせても、 PATH と DISPLAYの環境変数が設定されるように、 共通の設定は ~/.bashrc にまとめ、 ~/.bash_profileからは~/.bashrc を実行する。 Linux全般編 シェルの基本操作法(後編3:シェル変数と環境変数)より抜粋・改変シェル変数:現在実行中のシェルのみで有効環境変数:シェルから実行したコマンドにも引き継がれるbashでは,シェル変数と環境変数はほとんど同列の扱いシェル変数をエクスポートすると環境変数になるtcshでは,シェル変数と環境変数を別の変数として扱う変数に値を設定するコマンドも異なる●bashの場合シェル変数varに値「example」を設定 $ var=exampleこのシェル変数を環境変数に $ export varシェル変数varを参照するには${var}と記述.シェル変数varの削除(設定値ではなく,変数自体を削除) $ unset var現在設定されているシェル変数の一覧を出力 $ set特定のシェル変数varの設定値だけを出力(「$」を忘れない) $ echo $var設定されている環境変数の一覧 $ printenv特定の環境変数varの設定値を出力 $ printenv var●tcshの場合シェル変数varに値「example」を設定 % set var = exampleシェル変数varの削除(設定値ではなく,変数自体を削除) % unset var環境変数VARを削除 % unsetenv VAR現在設定されているシェル変数の一覧を出力 % set環境変数VARに値「example」を設定 % setenv VAR example設定されている環境変数の一覧 % printenv特定の環境変数varの設定値を出力 % printenv var■リンクLinux コマンド入門bashとシェルスクリプトの基礎