イカタロウのぐーたら日記

2005/11/04(金)23:27

お弁当と消しゴム

最近、ダンナさんのお弁当作りを始めました。 結婚○○年、いまさら「始めました」も、ないもんだと思われるかもしれません。でも、もう1ヶ月近く、こんなに続いたのは「初!」なのです。 当方子ども3人ですので、子どもたちの幼稚園時代から始まって、 お弁当づくりは、結構年季が入っています。 でも、ダンナさんのお弁当だけは作ってなかったんです。 何しろ、当時ウチのダンナさんときたら かなりの大食漢。 つめても、つめても「たったこれだけ?」という反応。 幼稚園児のカワユ~イお弁当とはギャップがありすぎて、 数回トライしたもの、ことごとく挫折でした。 しかし、それから月日は瞬く間にたち、 とうとう3番目の末息子も中学2年に成長。 なんと身長は家族1高くなり、まさに只今食べ盛り。 それに引き換え、わがダンナさんは長年の暴飲暴食の末 カラダのあちこちからイエローサインが…。 というわけで、とうとう本気のダイエット生活になったのです。 揚げ物てんこもりの会社の出前弁当を卒業し、 めでたく愛妻???弁当の仲間入りとなったわけです。 とまあ、中2の特大弁当のついでに(おっと失礼!)作る、 タッパーひとつの弁当なら、チョチョイのチョイでいっちょあがり! しかし、作るほうも久々のことなら、 これまた持っていくほうも不慣れだということが判明。 ちゃ~んと朝、テーブルの上に用意していたお弁当を ダンナさんは、ケロッと持っていくのを忘れていったのでした。 はい、今週2度目のお弁当忘れです。 思わず、もしかして「頭の中に消しゴム?」と不安になりました。 もし、ここでピンときた方は、相当な韓国映画通とお見受けします。 そう、今封切られている若年アルツハイマーになった夫婦の切ない ラブストーリーが描かれた韓国映画「私の頭の中の消しゴム」です。 先日、何年かぶりに夫婦で見に行った映画だったのですが、 もうすごくよくできたストーリーで、愛する人の記憶がどんどんなくなっていく場面に泣ける、泣ける! 映画が終わって外に出るのに目がはれて どうしようかというくらい泣ける映画でした。 (ただし、社会的背景とかそういうのを考える類の映画ではありません。 とにかく一気に見て、思いっきり感情移入して泣いてスカッと?するための映画です) その中でもお弁当のシーンが出てきます。 映画の中では、若年アルツハイマーの妻スジンが、大恋愛の末大工のチョルスと結婚し、毎日お弁当を作って持たせます。ところがチョルスが仕事の現場であけた2段重ねの弁当箱には、どちらにもゴハンだけしか入っていなかったのです。 お弁当を持っていくのを忘れたウチのダンナさんと、おかずを作ったことも忘れてゴハンだけの入れ物をふたつ入れた映画のスジン、ちがうようで、なんか共通するものがある様な…。ゾ~~と背筋が寒くなったイカタロウでした。 ただし、私の友人は最近スジンと同じことをしたそうな。そう、友人の夫がお昼にお弁当をあけると、白ごはんの入れ物が2つ…。 エッ~~!?マジで? はい、でもご安心ください。友人もパートで働いていて、 お昼に職場で自分のお弁当を開けると、こちらには おかずだけが詰まった入れ物が2つ出てきたそうです。 フー、頭の中に消しゴム内蔵している人は かなり多いようです。 ん?今、頭の中が脳みそじゃなくて、ほとんど消しゴム状態なのは、 まぎれもなくあなたでしょって、言ったのはだ~れ? どうせなら、都合の悪いことだけ消しゴムで消せないでしょうかね。 こんなワタクシですが、どうかみなさま今後ともドーゾお見捨てなく!

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