2006/02/10(金)14:05
これは何でしょう?
いや~、お久しぶりです。
なんとなくざわざわ忙しくしていて、すっかり日記をおさぼりしてました。
にしても、半月以上も…
もうぐーたら日記は消滅したかと思われそうですね。
いや、続きますよ。相変わらずのぐーたらペースで!
さて、ここで本日のお題。
上の写真のボタンは何でしょう?
バスの停車ボタン?
ブツ、ブー
外が見えるエレベーター?
ブツ、ブー
正解は、電車のドアの開閉ボタン!
ただし、運転席についているのではなくて、
各車両の全部のドア、内側と外側両方についているんです!
つまり、お客さんはいちいち電車に乗るのに、
ドアについている「開」ボタンを押してドアを開け、
入ったら「閉」ボタンを押して自分でドアを閉めるということ。
これは、昨日仕事で乗った山口県の新山口駅⇔宇部駅を走る宇部線です。
新山口駅でホームに止まっていた電車は、ピッタリドアがしまっています。
始発駅なので、まだ清掃中で乗車できないのかと思ったものの、
中には、ちゃんとお客さんが乗っている…。でも、すぐに発車する様子もない。
どうしようと、ウロウロしていると…
後から来た人がドアの横についたボタンを押してドアを開け、乗り込んでいくではありませんか。
な~るほど。これはすごい!
確かにこの冬の寒い時期に、ドアを開けっ放しにしていれば、
中のお客は寒いことこの上ない。
ボタンを押して開くのは、押したそのドアだけなので、
他のところは冷たい空気が入り込むこともなく、
車内は暖房がきいてポッカポカ。
乗降客の多い首都圏の通勤電車じゃ無理だけど、
郊外を走る列車ならどんどん、こういうのにしてほしいものです。
(私が知らないだけで、あちこちあるんでしょうか?)
その上、もうひとつびっくりしたのが、
車内にあった運賃箱。
回数券、整理券、運賃とか書いた箱があって、
運転手さんが、駅に停車するたびに写真奥の運転席から、車内のこのコーナーまで出てきて、
降りる人から切符や料金を回収するのです。
そういえば、途中は無人駅のようでした。
にしても、びっくり。
これは、バスでもないし、それこそ広島の市電でもない。
れっきとしたJRの列車なのに…。
切符を買うことなく、電車に乗れて、
運転手さんに現金払って降りる、なんてことがあるなんて…!
市電やバスのカードが一般化するちょっと前まで
私にとって、料金後払いの乗り物はちょっとしたプレッシャーでした。
なにしろ、あわてて飛び乗ったら小銭を持っていなくて、
車内での両替のタイミングもなかなかつかめず、
降りるまでドキドキなんてことが、しばしばあったのです。
そこへいくと、JR(もちろんほとんどの私鉄のそうだけど)は先に切符を買ってから乗るので、
一度乗ってしまえば安心!
そんな私の常識を打ち破る?!宇部線乗車初体験でした。(^▽^)/