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カテゴリ:のほほん・本
『うさたまのオバ化注意報』です。 買い物依存症にホスト通い、整形美容と次々話題をふりまく作家の中村うさぎと『だめんず・うぉ~か~』などで有名な漫画家倉田真由美が、オバサンの正体をズバズバ斬りまくる爆笑?!エッセイ。 これが悲しいかな、自分もまちがいなくオバサンである私にとっては、 アハハっと笑いつつ、うわぁ痛いとこついてるってことがいっぱい。 「素顔年齢がメイク顔年齢を追い越すのが折り返し点」とか、「互いを褒めあうオバサンたちの会話は『他人から褒められたい願望』を満たす自己満足」とか、「自分をオバサンと認められない『現役女自意識』」とか…。 確かに、会うと挨拶がわりに褒めあう友人がそういえばいないこともない。 最近撮った写真を見ては、え~こんなはずでは、と思ってしまった記憶少なからずあり。 う~ん、あきらかにオバ化注意報、赤ランプ点灯状態ですね。 それにしても、うさぎさんのズバズバした物言い、すごい! 「オバサンが気にする『世間』には『顔』がある」と書いてあったけど、 確かに私なんか、あんなこと書いちゃったら、○○さんが怒るだろうなとか、△△さんが傷つくよなとか、気になっちゃってとってもダメ。 そう、これが私が大作家になれない理由です。(いや、それ以前の問題でしょう) ただし、「時間と金もありあまっている『女』しか「老化」には対抗できない」っていうのは、どうなんでしょう。確かに女優さんなんか、明らかにお金も時間もしっかりかけてるからこその、あの美貌だというのは、いくら私でもわかります。女優じゃなくたって、外見にも気をつかっているオバサンとそうでないオバサンなら、やっぱり気をつかってるほうがキレイ。 でも、やっぱりこれからの私たち(つまりそこそこの年齢の女性ってこと)に必要なのは、内面の耀きなのかなあっと…。 先日、私が出入りしている女性の異業種交流会で、「これからの生き方」というワークショップをしたのです。そのとき進行役を務めてくれた女性のソフトだけど説得力のある進行。実はその方警察にお勤め。何年か前から存知あげてはいたものの、年経るごとにその人間的深みとまた自分自身の人生への確かな自信のようなものが感じられ、ものすご~くステキに見えました。 もちろん彼女もいつもきちんとした身なりしていますが、決して流行を追ったり、自分を飾り立てたりするようなファッションはしない人です。 その上、忙しい仕事を持ちながらも、お琴だの絵画だのいろいろな趣味もそれぞれすばらしいレベル! ふぁ~、そこへいくとぐ~たらを自認するイカタロウの未来は…。 外面の耀きも内面の耀きも相当やばいかも、いややばすぎ! 手遅れを認識しつつ、あらためて悪あがきがしたいと思った次第でした。 (「えっ、何をっ」てツッコミは無しでネ!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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