1. 日 時 5月08日 第2土曜日 10時~13時
2. 場 所 三田市広野市民センタ-1F 調理室
今月は6つある調理台の内、5つに各5人が配置されて、先生のレシピに従って試作を行いました。
(1) かんたんピッツア
先生のレシピのお名前は、”かんたんピッツア”でしたが、強力粉、薄力粉をこねる
作業は、なかなかの力技?で、どの調理台のメンバ-でもこれを受け持って試作
を勉強した方は、大汗をかいての作業でした。
我が調理台ではSさんがご担当で頑張ってくれました。
我家へ試作品の1部を持って帰り、改めて夫婦で試食いたしましたが、予想以上
に味が良くて家人にも好評でした。
”Sさんもご家庭へいいお土産が出来たね”
”きっとご家族から喜ばれるよ”
(2) 小松菜と油揚げの梅おひたし
第3調理台では私が試作させてもらいました。
(3) 紅茶豚
豚肉と紅茶のティ-バッグを鍋に入れて40~50分掛けて煮立てます。
(4) ニンジンのピリ辛いり煮
ニンジン、レンコン、鶏のもも肉の料理
(5) もやしとオクラのカレ-ス-プ
今月は5人に対して5つのレシピでしたから、各人のご希望に従いレシピを選択して試作出来ました。
試食会上である会員の手記のコピ-が配付されました。
母上を94歳、父親を101歳で見送ったこの会員の介護についての体験とそれを通じて料理の勉強を始めるに至った経緯などを綴られた手記とのこと
その一部をご紹介させてもらいます。
【私の介護体験記】
・・・母親を94歳、父親を101歳で見送るに際し認知症の親を受け入れるお気持ちやご
兄弟での介護体験などについて思いを述べられた後
・・・また、介護には食事が大きな問題。
両親の介護を通して料理に関心と興味がわき、見よう見真似では心もとないの
で”男の料理教室”に入会して早や5年過ぎ、旬の食材を使っての料理は本当に美
味しい。
レシピも約330点も集まった。積読にならないようにインデックスを貼り付けて、肉、
野菜、みそ汁等に分けていつでも取り出せるように工夫している。
<一部省略>
高齢となって家内がもしも倒れたりした場合、たちまち二人とも食事に事欠くのが見
えており、いつまでも家内を頼りることが無く、いつでも自立できるように用意してお
きたいということである。
また、料理には大きな魅力がある。それは美味しく食べて頂くのは勿論頭を使って
料理を作り出す。
大袈裟に言えば、集中力、達成感が生み出されるということ。
以下省略させてもらいます。
誰にでも来る老いに対して、心まで老いないよう益々料理の腕を上げたいお気持ちを縷縷綴られております。
ご参考になれば幸いであります。
会員各自でその取り組み方はいろいろありそうですが、根底を流れる考え方、取り組み方は共通していると思いました。