ロマン列車で巡る 九州絶景・名湯夫婦二人の旅5日間
☆ 11月20日(日)~11月24日(木)スケジュ-ルは末尾に記載いたしましたから
時間があればお読みください。
印象に残った思い出の数々を綴ってみます。
フルム-ンと銘打っているが、今のツア-は自己紹介もないから約40人と思しき参加者のことはわからない。そんな状態でスタ-トとしても今はそれが普通だから違和感はないが、せっかく1台のバスでの移動が大半のツア-だから雰囲気は大切です。
ほぼ毎日乗車位置を換えるのも普通になっていることはその辺の事情であろう。
我が家は新大阪からの参加だったが、ほとんどすべて関東で募集したツア-の企画への参加だから東京からの乗車組であり、名古屋からの参加者もいたとか。
【第1回目 21日 湯布院と高千穂峡 】
☆いよいよ本格的なツア-の始まりだ。別府から湯布院へ向かいました。
バスの車窓からの写真が結構印象に残る経験を持っている人が多いので、バス
の乗車位置にも関心がありました。
取分け最後尾の席が指定になっていない時にだれが座るか、関心があったが強
いて積極的に行動しなかったので、写真撮影に1番都合の良い左側(右側は非
常口があって窓枠があり都合が悪かった)は別のカップルが占めていた。
乗り物酔いに強い組でしょう。
一番目の訪問先:湯布院の金鱗湖だ。
金鱗湖ってなんだ。
ネット検索で調べてみました。明治17年とある儒者がこの地を訪れて池中のフナの鱗の色を見て【金鱗湖】と名付けた事がはじまりだそうだ。
また、昔は今よりか大きかったが数回の地震で山崩れがあり今の大きさになったとか。
1周すると本当にきれいなのにアプロ-チの位置から引き返してつまんない…地元の声、図星だった!
それでも結論を先に語れば、ツア-としては十分満足の景色でした。
1. 金鱗湖
池中から温泉が出ているので、冷え込む早朝など湯気がもうもうと上がって
いっそう幻想的らしい。この写真でも少し湯気が上がっている。
フナらしい魚も見られた。
紅 葉 ここは紅葉も見事でした。
紅葉-1 金鱗湖畔の紅葉
三田市の自宅から出発前に城山運動公園のグランド横の紅葉を撮影できて
紅葉を堪能した感じでしたが、何度、或いはどの景色でもとりたくなるのが紅
葉だと思います。
紅葉-2. 美しい紅葉の1場面
自由散策なのでこの辺の名所ぶりは判断できませんでしたが、きっとこの紅
葉は名所であろうと理解。たのしみました。
ここには由布岳(1589m)があり、豊後富士の異名でしられているようだ。
有馬富士
余談ですが、有馬富士は旧有馬郡の名所であり、この界隈では知られた存
在ですが374m、それで、お近郷近在の話題の山ですから、豊後富士の如く
1589っもあればその恩恵も想像以上だと思います。
月曜日にもかかわらず観光バスが殺到しており、早朝に別府を出た我々のツア-は、先手必勝で行くところ行くところ大変有利にバスの駐車手当てができていると、道々バスガイドさんが語ってくれたバスツア-の本格的な出発であった。
次の観光地高千穂峡へ向かうその道路がやまなみハイウエイであった。
九州の道路事情を知らなさすぎるので困ったが、初めて阿蘇と言う大地の一部を通過しているせいか、快適で飽きることがなかった。
1300m台の最高地点で見た 高地の山林風景
こんな林ばっかし
大分県から熊本県へ向かってひたすら走るバスの窓から見える林は特異な姿
でした。高山の寒さと風の影響だろう。
宮崎県では今回のツア-の目玉は何と言っても高千穂峡でした。ここも車と人で
いっぱいでしたが、晴天下、柱状節理や真名井の滝など見物と写真撮影ができ
て満足でした。
但し、凹凸の激しい高千穂峡では、妻や2,3足腰の不自由な方がいて、車をお手
配頂いて次の集合場所で落ち合ったものの、あの有名な真名井の滝は妻にも見
せてやりたかった。
その点が残念だった。
二番目の訪問先:高千穂峡:阿蘇山の爆発で溶けた溶岩台地だそうだ。
1.非常に有名な渓谷への入り口=バス下車地点からは急勾配の下り道。
足腰の弱い者にはとても移動が困難なので
ここは別行動だ。最も残念なことだが私も歩いてみて足腰の不自由な者には
無理だと思った。
2.カップルの写真スポット 天空にかかる橋を背にして・・・
天空を走る2本の橋と青空を背景にして若
いカップルはもちろんフルム-ン組にも人気の場所だ。次々に写していた。
ガイドさんが大活躍。
3. 柱状節理と言われる柱状の奇岩がこの地域の地形らしい。その一端を撮影
やはり奇岩だ。
そもそも節理ってなんだ?
比較的正しい岩の割れ目。柱状、板状、方状、玉ねぎ状など
そもそも柱状節理ってなんだ?
節理の内、柱上のものを指し、6角形、5角形、4角形もある。
東尋坊、豊岡の玄武洞などが有名ですね。
ここもいたるところで見られて、しかも綺麗なのに感心しました。
3.真名井の滝 もっとも有名であり、川にはボ-トが沢山見られた。
身勝手を言わせてもらえれ
ばボ-ト遊びが見られなかったらどうだろうか?
若い新婚さんなどに叱られそうだが!
カメラをスロ-シャッタ-にして置き、柵の上に固定して撮影出来ました。
この見物の後、興奮を抱いたまま昼飯、昼食後にバスで延岡駅に向かった。
延岡駅からJR特急で宮崎の青島にある、今夜の投宿先であるホテルへ向かった。
11月21日の観光は晴天の中、非常に恵まれた行程となった。
いい観光が出来たので上昇の滑り出しだった。
添乗員さんもてきぱきとリ-ドしてくれるし、バスガイドさんも張り切って引っ張ってくれてフルム-ンの一行としてこの5日間が良い旅になる予感が致しました。
【第1回目 終了】
以下は2回以降です。
22日の青島神社から指宿までを次に纏めます。
22日朝 青島のホテルを出発。
1. 青島神社
2. 鹿児島; 仙厳園(磯庭園)、鶴嶺神社、尚古集成館
3. 知覧(武家屋敷と古建築屋敷)
4. 開聞岳と夕日
指宿に投宿
23日朝 指宿を出発 鹿児島中央駅から新幹線に乗る。
1. 熊本市: 熊本城
2. カ-フェリ-: カモメの飛来
長崎市稲佐山のホテルに投宿
3. 稲佐山の夜景
24日朝 長崎 稲佐山のホテルを出発。
1. 佐世保: 九十九島 船旅 船と景色
2. 米軍基地の鳥居
3. 佐世保バ-ガ-
4. 佐賀の陶器製弁当箱
解 散
24日16時過ぎ 新大阪駅 名古屋関東組は別の新幹線に乗る。
今思うこと
この記録のイントロでも触れた事でしたが、新大阪駅で我が家のみバイバイしましたが、
その際の皆様方の笑顔が印象的でした。
旅、人の付き合いはこうでなくちゃ。
ほとんどの方々とは会話もないままでしたが、お互いに同行者のことを密かに思いやり全員が無事ここまで帰りつけたことを感じたのでしょうね。
フルム-ンですよ。平均年齢は60台か70台前半でしょうから。
さわやかな笑顔でした。
有難うございました。