ツタバウンランの花
蔦葉海蘭と書いてツタバウンランと読むらしい。
葉が蔦の葉に似ていて、その花は海岸で咲くウンラン(海蘭)に似ているところからの命名とか。
キランソウやムラサキサギゴケ、常盤黄櫨などの花に出合って,本とネット検索でこのツタバウンランも紹介されており
名前だけは、割合早くから知っていた。
6月29日(金)国立兵庫中央病院(今は行政法人だが)の3か月ぶりの検査日で朝飯抜きだった。
我が家から1kmあまりの所にあるが、一方的な上り坂が友が丘の2丁目、3丁目が占めている。
この日の朝は、いつも歩く道とは別の町筋で排水路や道路端,植え木の下などの見て歩きを目論んだ。
これまでにも赤花夕化粧やフウロソウがコンクリ-との割れ目で見つかっているからだ。
この朝は、フウロソウを4つほど並べたプランタ-で咲かせているお宅の角を右折して歩いた。
3,400m歩いた時、コンクリ-との側溝とご家庭の花壇下の割れ目にこの「ツタバウンラン」が1株見えた。
かなりのスロ-プ、その上に坂の上が東で太陽光線がまともだったのでデジカメの撮影にはなかなか厳しい状態でした。
ツタバウンランの株全体
コンクリ-トの割れ目に生えているのが見える。
帰宅後パソコンへ取り込み写真を見たら、そこそこだったのでほっとしました。
この株は小さいので、当面この地域の方々も除去は考えないでしょうから、時々見回りたいと思いながら次へと歩きました。
ツタバウンランに出合うなんて考えたこともなかったのでラッキ-でした。
言葉を変えていえば、野草で図鑑などに出ている物はたいがいこの三田にもありそうだ。
ツタバウンランとは:
1. 科 名 ゴマノハグサ科ツタバウンラン属
2. 学 名 Cymbalaria muralis muralisとは壁に生える。
3. 別 名 ウンランカズラ、蔦唐草、キンバラリア(学名から)
4. 花 期 春から夏
5. 原産国 地中海
6. 似てる花 ムラサキサギゴケ、常盤黄櫨
7。 葉の形状 人の手を開いた形、つるでどんどん伸びる。