2014/01/12(日)14:59
平成25年 初めて出合った花 その25 ミツマタ(三椏) そのつぼみが膨らみました。
ミツマタの蕾が膨らみました。その枝ぶりは全く三つ又であり推測だけでもミツマタであ
ることは確かだと思った。
◆ 昨年春先の4月4日 妻の買い物のお供の帰り道友が丘3丁目でこの花の開花を見て妻に「ミツマタ」だよと告げた。ミツマタの花
下向きに咲く
花を見上げて撮影したものです。妻 「例によって知ったかぶりで喋っているわね」・・・の雰囲気。放射線状に
その枝が伸びているので、纏まりはない。約1m高さの枝ぶりであるが枝の張り方が三方に伸びているので間違いないと思ったしかしながら市内の散歩における野草の出合だけでも整理がおぼつかないのでネット検索や図書館通いでの確認もしないで宿題を放置したままだった。過日、偶然このお宅の奥様にお目にかかり「ミツマタ」とご確認いただいた。今回、この特徴的な蕾の膨らみ具合が気に入って撮影した機会にその特性などを調べる気になった。万葉歌人が「サキクサ」と詠んだのでこれが三枝(サイグサ、サエグサ)の語源だそうだ。つまりその頃から日本にも来ていたらしいが、はっきりしないそうだ。ミツマタは三椏と書くのが正しい書き方らしい。初めてわかった。意外であったのは、この紙が日本のお札の原料としてその長持ち、耐用年数が長い事で定評があるので最も良質かと思ってきたが、どうやら「ガンピ」と言う物がもっともよいらしい。しかしながらその入手難からそれに次ぎ、しかも生産がしやすい「ミツマタ」がお札用として定着した由。故郷土佐の仁淀川流域のミツマタ(三椏)生産が有名であり、土佐和紙の名も高いのでこれまでもっとも良質とおもってきたが、「ガンピ」も覚えておきたい。やはり土佐などで野生化しているとの情報もあり、その利用が土佐和紙の元らしい。園芸品では、オレンジ色から朱色の花を付けるものがあり、赤花三椏(アカバナミツマタ)と称すると記載されている。この写真の花は元来のミツマタらしい。花は半球形で下向きに咲き、ハチの巣状を呈する。1. 季節の野草・山草図鑑には収録されてなかった。2. ウイキぺディアなどによると: (1)科 名 ジンチョウゲ科ミツマタ属
(2)学 名 Edgeworthia chrysantha Lidl(1846) (3)別 名 三枝、三又 中国語 結香(ジエシアン) (4)原 産 中国中南部、ヒマラヤ地方 (5)花 期 3月~4月 (6)樹 高 1m~2m
以上の情報は、主としてウイキペディアと「ヤサシイエンゲイ」を見て纏めた。余り断定的なことは言えないが、樹高が1m~2mと余りたくならないので、庭向きであるとおもいました。従って、園芸品種としてもかなり普及している可能性がある。