水疱瘡のウイルスが神経節に残り潜伏していたものが、その後免疫力の低下と高年齢化などで発症
すると「帯状疱疹」と名付けられた、痛みを伴う皮膚病が現れることがある。
これを予防する方法が無いかというと、日本は赤ちゃんや幼児などを対象としている「水痘ワクチ
ン」と名付けられた大変優れたワクチンの注射があるとされている。
しかしながら、日本の国のレベルで、この水痘ワクチンを「帯状疱疹」の予防用として接種できる
公式の対処方法がまとまっていないのが現状らしい。
1. 以上の状況下、すでに「帯状疱疹」が発疹した私と発症していない妻は、今後どうすれ
ばよいか。
2. いくつか持病のある妻が、帯状疱疹に対する免疫力の劣化が心配される中で、水痘
ワクチンの接種の道は無いのか？
検討をお願いした病院からは約1か月まだその可否に関するお知らせは来ていない。
3. 併発した便秘と小水の出渋りとかなり強い痛みはほぼ綺麗に収まった。
最新の状況はそんなことです。
元へ戻って、私の８月１２日現在の帯状疱疹の状態は；
1. ほぼ夜間就寝中の患部の痛みは感じられず、それが現認で目が覚めることも無い
2. ソファ－などへ座ると、その座り方でこの病気固有の痛み（皮膚の痛みで無く）神経の
痛みが出て長く座っていられない。時々この病状の出ることが残っている。
3. 水痘ウイルスによる神経の破壊に対してその回復治療薬とされているビタミンB12の
服用は終わり、皮膚に塗る塗布剤の残りを毎日一回塗る。
多分100％皮膚の発信は消えていると思うが塗布剤は残存分を残してもこの皮膚病以外
不要と思われるので念の為塗布している。残念ながら黒ずんだ瘢痕は残りそうな気配。
この状態に対する患者本人の診断と今後の予想
1. 幸い私は帯状疱疹の免疫力がある程度残っていたので、発疹したがその状態は「散在
型」と名付けられている、発疹がまばらで比較するとやや軽い病状であったこと。
2. 「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる神経痛が出ても比較的痛みが少ないらしい。
3か月を経過しないと掴めないので、その意味では今は宙ぶらりんの段階。
3. ほぼ3か月が経過してそれも出なければ、それが帯状疱疹が完治したと言える
結論になるらしい。
4. 皮膚科では帯状疱疹の治療は出来るが、痛みの有無その強さは診断できない。
約1か月で皮膚科の先生からはそのように告知されている。
5. 仮に痛みがでたら皮膚科ではなくてその専門医を紹介するとも告げられている。
おおよそ50歳台ぐらいまでに発疹してもその病気中は痛くて苦しいが、「帯状疱疹後神経痛」
は出る可能性が低いか、あまりなさそうですが ：
1. 高年齢に向うに従って帯状疱疹発症の可能性が高まる。年間20万人とされるその
病人の多くが高年齢者かもしれない。 免疫力の低下と重なるので厳しい。
2. 水痘ウイルスに対する免疫力は、あくまでも獲得した時代と同じレベルにあるのでは
なく低下する可能性がある。
特に強い病気に掛かった病人は免疫力の低下が考えられ、その発病の可能性が高い。
私の知人も２回発病したそうだ。
3. 帯状疱疹のレベルが「集属性」と表現される発疹が進み、折り重なるようにして
皮膚を覆うような病状の場合その神経の破壊が酷いそうで皮膚の病状は収まるものの
神経の破壊は完治しない方もいるそうだ。
4. このように帯状疱疹が進行した患者の中には帯状疱疹後の神経痛は強烈なものが
るらしい。生涯その痛みが付きまとう恐れもある。
症状にもよるが、帯状疱疹後神経痛の中には、いかなる治療でも回復しない厳しい
症状もある…と言い切る先生方もいらっしゃいます。
5. こんな恐ろしいおそれを含む帯状疱疹だが、水痘ワクチンの接種を行えば、生涯
帯状疱疹に掛からないか、発症しても軽いとされております。
くどくどと書いておりますが、このブログをご覧の方々の中で、帯状疱疹の発病経験のない方は
水痘ワクチンの接種について、是非関心をお持ちください。
主治医の先生に接する機会にその対処方法などお問い合わせをされるだけでも、まさかの折
役に立つことになると思います。
資料などによると水痘ワクチンの接種はほぼ9,000円で1回で接種でOK、海外は帯状疱疹
ワクチンが推奨されている国もあるらしいが、2回の接種ではないか。
要は免疫力をどう補強するかに掛かっているとされている。
・・・・
この都市で水痘ワクチンの接種が可能になった場合は、妻にその接種をさせる予定ですが
その対応については、それが決まり次第またお知らせできると思います。
東京などの一部を除き、この三田市の我が家の例と同様な対応を受ける可能性が高いと思い
ますがこの厳しい病気を考えると、特に高齢者は水痘ワクチンの接種に関心を維持される
ことが望まれます。
※ 乳幼児の頃から子供の次第に掛かることが多いはずの水疱瘡ウイルスについて：
1. 体の体表に発疹となって表れ、やがて根治する。
2 それとは別にこのウイルスは、体へ侵入すると同時に神経節へ直行してそこを
住まいとして潜在し、その人の免疫力が優る（まさる）限り、侵入経路出合った神経
を喰い破って体表へ出ることが無いまま住み続けて、その人の一生と共に終わる。
3. 従って水疱瘡が完治したからこれで終わりとならない理由でもあるが意外な事は
体表の水疱瘡の回復過程で獲得した免疫力が一生その人を守ってくれる原理と
もなっているらしい。
