ボタンクサギは、その葉に触れると嫌な臭いがするものの、花は牡丹に似ていて綺麗とある。
ボタンクサギの花
歴史のある街、大原の山際で短い距離ですが、まるで時代劇のセットから持ってきて置いた
ような風情のある場所でこの花も毎年見られる。
お花
そのマクロ:
蕾と咲き始め
まことに鮮やか
足元である地面では小道の両側にはヤブランの株が並び、春先にはアオキの雄株も数株
並び、今でも頭の上にはムクゲの花もチラチラ。
半夏生の季節には半夏生が、また先日まではナツズイセンが咲いておりました。
半夏生の花はこんな花と特異な葉・・・7月初旬の花ですから今はありません。
ナツズイセンの花 時期の花です
大原
撮影は出来ませんが、かやぶきの民家もあり、ここを通り抜けて大歳神社やホ-ムセンタ-などへ
出かける時には、道の左右にそれなりに注意をはらって通り抜けることが多い。
☆
青野川のフェンスに絡んだヘクソカズラの花
丸いフェンスに絡まる
炎天下、土手の雑草を刈る作業が進行中だったので撮影。何時の間にやら我が家の
カイズカイブキの塀にもしっかり住み込み?憎い野郎です。
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青野川の野草 その2 ネナシカズラ
ネナシカズラ-2
その花 (実際の開花葉もっと先ですが・・・) : アメリカネナシカズとの比較資料
【】
アメリカネナシカズラは帰化植物として紹介されているが、その見分け方としては、日本の
在来のネナシカズラはその花が穂状に咲く。茎が太くて細紐状で山野に生える。
アメリカネナシカズラの花序は、穂状にならずに固まってつく・・・の如く紹介されている。
私が見た限りでは、一昨年ごろ青野川が武庫川に合流する地域などの間で、ちょっと
オ-バ-にいえば背筋が寒くなるぐらいの繁茂ぶりで、葛などが猛威をふるっている
その上へ覆いかぶさって広がっていた。所々に吸い付き養分を吸い上げるとか。
観察の時期もあるのではっきり言えないが、今もそれなりに生い茂っているものと見て
おります。
青野川縁の野生のヨウシュヤマゴボウの花
その黒く光った実 丸くてつるつる。
黒くて丸々した実と青い成長途上の実 徐々に変化するようです。
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武庫川のオニユリの花
花一輪
今ではこの中岸には鬼百合は見られません。
この花の写真は台風11号が来る前のものですが、11号が去った8月11日頃、川の
中岸が台風の水で冠水、さしも繁茂していた中岸の野草の数々もアイロンがかかった
ように押し倒されていた。
鬼百合もその例外でなく、土手上からはその形跡も見られなかったので撮影しておいて
良かったと思った。
しかしながらその時に思ったことは、この鬼百合は遺伝子が3倍体とかで繁殖はムカゴ
によるとされていて、その株の周辺に限られるとされている。
それでも武庫川縁で点々と群れで咲く鬼百合を見ると、今回の大水のように大量の
ムカゴが、場合によっては株ごと水に流されて移動するので、歩けなくても、飛べなくても
点々と繁殖の群れが出来るのだろう。