2014/10/28(火)07:22
マクロ写真で見たミゾソバの腺毛について、これまで保存している写真で調べてみました。
ミゾソバの花の撮影にてこずり、足しげく通って沢山の写真を撮影してきたので、それなりに
沢山の写真がありまして、従来のマクロでも腺毛たしい毛が映っていることも分かりました。先ずはミゾソバの花
☆ これまでこの野草の腺毛の有無など関心が無かったので、結果として腺毛を探そうとすれば、
写真のトリミングをもう一つ掛けないとなかなか見つからないのが実情でしたが。 その中で比較的腺毛らしい毛が見やすい写真。かすかに見える腺毛らしい物
2014.10.27 今年の花期は続いているもののやや晩期の気がする。
この花の茎などには細いトゲもあるらしいので、はっきりしない。
☆
2014.09.29撮影 花の真下に腺毛が多く見られます。毛の先が丸くなっている。
この2014.09.29の写真をみるとその時点で腺毛など毛についても留意して撮影して置けば、さらに腺毛が分かりやすい写真が数多く撮れたかもしれません。
この写真と今回マニュアルフォ-カスのマクロ写真試みの写真
を比較するとほぼお同じ程度の腺毛の写り方だと思います。改めてマクロフォ-カスのマクロ写真をこのカメラの情報に基づいて机上に置いている菊の花で試みましたが、通常のマクロでピントを絞りにくい物に出合った時便利とするお勧めのヒントをマスタ-するところまではいきませんでした。(ともかく平素ほとんど利用しないマニュアルホーカスを活用できそうなことを喜びたい。)☆ ◎ ◆これまでのこのブログを考えてみますと;腺毛と言う言葉は知っていたという程度。1. ブログの出発点ではさまざまな野草の出合いを喜んだ。2. その次は、その野草の生き様というかその構造などに興味の重点が広がった。3. しかし、其の事に伴い植物の構造に関する熟語、例えば、総苞、萼、雄性先熟、集約雄蕊 花被、葯、などなど。沢山の熟語とその内容に留意することになってきた。4. 今回話題にしている「腺毛」も数年前、イヌコモチナデシコとコモチナデシコというナデシコ科 の花の見分け方の中で、その葉の茎への付き方とこの腺毛の有無がポイントと言う点で 腺毛と言う熟語を覚えることになった。
その働きまで知る所では無かった。5. ここ1,2か月、テレビなどでもキウイの表皮にある沢山の毛が話題になり、「毛」の働きが 大きく話題になってきたので、わたしも植物の毛について留意することとなった。6. 腺毛の働きに今回初めて目を向けてみました。 今後も、この腺毛が植物にとって欠かせない部分の一つであることに留意しながら観察を したいと思います。※ 腺毛の役割
虫などへの防御が腺毛の役目の一つ、或いは腺毛が発達した理由の一つらしいので、
ミゾソバのように虫が多そうな溝や田んぼ、湿地で育つ環境の元、腺毛がより発達した
のかもしれません。(毛に卵を産む虫もいるらしい)纏めと言うかこの項の反省;
最初、この項のスタ-トは、マクロ撮影の2方法について紹介を考えておりましたが、
腺毛が映るか映らないかの点になると上の写真の例に通り従来のマクロでもある程度
腺毛も撮れることが分かったので、せっかくの書きかけのブログは綺麗なミゾソバの花
を例にしながら、腺毛についてに考えることに切り替えてなんとか仕上げることにしました。
◎ ☆ マニュアルフォ-カスのマクロについてはカメラメ-カ-の推奨もあるので、通常のマクロで 難しい物に対して打開できるポイントがあるはずであり、今後その撮影を試みながら マニュアルフォ-カスの良さを理解したいと思っております。