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カテゴリ:花と園芸
先日久しぶりに「しろうと自然科学者の自然観察日記」を訪ねました。 偶然そこにはウォ-キングコ-スで出合った「唐鼠黐」トウネズミモチの一連の記事が出て おりました。的確なご紹介ぶりで改めて感心、拝見したことでした。 松山堤の交差点左側、1本が現れるような、隠れるような姿勢で見られます。 全体の姿 その実 ネズミの糞に似た実をつけるモチノキであるところからこの名前が付いているそうです。 「しろうと自然科学者さん」の情報によりますた、日本古来の「ネズミモチ」との違いは? 1. その葉の主脈も妙脈も透けて見える事 2. その実ガネズミモチに比べてやや丸みを帯びている事 もう一つの留意点は、この県道に見られるトウネズミモチもどうやら野鳥がこの地点で出した 糞によりもたらされた「野生化したトウネズミモチ」らしいことです。 自然の山野に見られる鼠黐の木も側へ寄っていると、その実の姿から割合簡単にネズミモチ であることが分かりますが、この事は高知県の四万十町で駆け回り、山襞に仕掛けた小鳥取り の罠に持ち込んだ餌にコノ鼠黐の実も入れたことがありました。 三田では、以前はともかく怖いものしらずでだいぶ歩き回りましたが、この頃はいのししが 沢山いて出合うかもしれないので、山中に入りませんので自然のネズミモチの木には 出合っておりません。 松山堤のトウネズミモチの木の実 葉脈 なるほどこの2点から、この木がトウネズミモチの木であることがうなずけますね。 改めて県道を三田大橋のある中央町の方へ進んでみましたが、この株以外には1本も トウネズミモチの木はありませんでした。 前回このブログでご紹介させてもらった時点では県道の歩道、交差点の角でしたから てっきり植樹だと思いこんで、その点に沿ってのご披露であったかと思いましたが こうして改めてこの県道の在り方を思い浮かべると、野生の1本であり野鳥がもたらした 可能性が高いことが理解できました。 この県道にある歩道で見た「ユズリハ」 その葉の拡大 2本並んで植わっており植樹されたものであろうと思っておりますが野生かもしれません またこの木の葉はお正月の際、その飾りとして用いられたことからこの名前が付いている そんな理解でいて、大原町などでも見られたのでそのつもりでおりますが、このような 街道筋に生えているとなると、若干考え事をいたしました。 つまり、この元気の良い木とその葉っぱについて皆さんのお気持ちです。 友が丘2丁目の小公園にも1本植わっておりますが、これも野生化植樹か? 後日チャンスがあればみどりの会の先達にお聞きしてみたいものです。 いずれにしても,トウネズミモチもユズリハもごく自然に姿でこの街にとけこんでいるのです。
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