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三田のいのしし 見て歩き日記

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2016年03月02日
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これまで2回に分けて昨年出合った野鳥の整理を行ったが、なお不徹底な面もあるし

未知の野鳥出合いも期待が出来ると思って出かけた。

さて、

早速これまで気が付かなかった野鳥に出合い嬉しくなりました。

1. 新しい出合い ホシハジロ 鴨 

      カモ科ハジロ属で、主として海にいる鴨と言う情報が定説らしいが実際は福島大池の

      の如き淡水で出合う場面も多いらしい 。(水面に尾部がつかっているのが海のカモ?)

      ホシハジロ(鴨) (星羽白) 45cm
       ホシハジロ
         2月27日の写真です。水中の足の動きまで見えている。

         雄の目の虹彩は赤く、雌は褐色。

         ヨ-ロッパからシベリアで繁殖、日本へは越冬の為に飛来するが、近年北海道とか

         本州内で繁殖する例が報告され始めているようです。

       17,25,27日と3回観察できましたが、昼寝?スタイルのこの姿が多い。
         昼寝
         
         首を後ろに回して静止していた。昼寝らしい。

         私の疑問は「夜間に採食するのでその分昼間寝るのではないか」

         その答えもずばりイエス!

         水に潜って植物質をよく食べるようです。        

         羽づくろいか
           ホシハジロの羽づくろい


           顔を見せてくれたホシハジロ
           ホシハジロの顔
           目が赤く、くちばしの先端は黒で大部分が白いホシハジロの雄

           嘴は黒、青灰色の帯模様が入る。青灰色と言ってもほとんど白に見えるが。

          和名 ホシハジロの由来 :

          残念ながらこのホシ(星)がこの野鳥のどの分を指すのか、明確な答え、位置

          状態などを示している情報も無いし、写真を見ても白い羽の上で斑があるとも

          思えない。
    


        沈思黙考中のホシハジロ
          沈思黙考
          浅い湖面でウトウトしているのかもしれない。

          何しろ夜間の採食で疲れているだろう

 

   ホシハジロのつがい
         ホシハジロのつがい
         前方が雌で、手前が雄だろう。番(つがい)でいても日本は越冬地だから

         食べて体力をつけ、北へ帰ることに備えているとみるのが普通だろう。

   


Θ ◆ 〇         

      オオバン

         オオバンも今年初めて見る野鳥で、知りませんでした。

         オオバンを「大きいバン」と誤解して ⇒ 「小バン」はどんな鳥と考えないよう

         説明してくれている情報もあった。  ⇒ 「バン」が居るそうだ。

      オオバン 2016.02.27 これも海のカモか
         オオバン-1
         ツル目クイナ科オオバン属の野鳥だ。 全長 32~39cm

         初めて見る野鳥が次から次へと出てきて、てんやわんや。

         学 名 Fulica atra

         冬鳥又は留鳥 留鳥と言うことはこの大池に年中生棲息しているのだろう。

         目の虹彩は赤褐色、嘴は白い。

        上嘴から額にかけて白い肉質(額板)で覆われている。



         ヒドリガモの傍で泳ぐオオバン
         オオバン

        水辺の草の茂みで繁殖する。この福島大池にも芦の茂みがあるのでオオバンは

        この池でも繁殖が見られるかもしれない。

        オオバンはあまりにも突然の出合いであり、固体が少ないのでこの段階では様子

        が
分からない。出来るだけ多くの機会に福島大池へ通ってオオバンを観察し、

        夏鳥であるバンが登場したらこれも観察できることを期待している。

        ◆ 〇 ◎

        バンについて : オオバンとの違い

        ウイキペディアのバンからお借りしました。
         バン
         ツル目クイナ科

        1. バンは嘴や額が赤いのですぐに区別できるとされている。

        2. 嘴の先は黄色い。

          鳴き声はキュキュ-だそうだ。

        3. 全長 35cm オオバンとほぼ同じ大きさらしい。

        4. 西日本では留鳥とされているので、この福島大池へもやがて現れるであろう。

福島大池へ行きだして2,3回でこれまでどこでも見たことのなかった野鳥に出くわして

目を白黒させている。

Θ ◆ 〇

詳細は不勉強ですが、海鳥と水鳥のカモでは飛び上がり方に大きな差があるようです。

水鳥は一気に飛び上がる。

海鳥は滑走しながら飛び上がる。

そういえば前に見てもらったカワウの飛び上がり型が滑走しながらですから、正式には

海鳥かもしれません(余談ですが)
カワウの滑走


     






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最終更新日  2016年03月06日 07時21分02秒
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