|
カテゴリ:ウオ-キング・ジョギングと散歩
フデリンドウの花 : 今年は開花が遅れている?
これは花数の多い例で普通に育ったと思われる昨年4月12日、ウォ-キング 大会で初めて観察、撮影のフデリンドウの株です。 このウォ-キングも残り少な、千丈寺湖湖畔の道路をフデリンドウが昨年以上 に沢山見つかることを期待して道路右側、山際を見つめながら黙々と歩いた。 見つからない、見つからない、無い、無い。 今年は見つからないかもしれないと諦めてこの湖にかかる橋近くまで来たとき、 やっと数株、ひっそりと育っていた。 4月10日(日) やっと出合ったフデリンドウ 雄性先塾の花と昨年学習させてもらったのにもう忘れてしまっていた。 花と蕾 花は雄性期が終わりかけで、花粉を出し切り葯が柱頭から離れだした現象かもし れない。 今回学習したところでは、非常によく似た「ハルリンドウ」もあるが、こちらは 一つの茎に一つの花しか付かないそうだ。 この写真でもわかるように一つの茎に多数の蕾も見られるのでフデリンドウと分かる フデリンドウ1株の立ち姿 改めて一つ勉強したこと : 5つの花弁の間に小さな花弁がある(副片) 副片がついているのがリンドウ系の花の特色かもしれない。 こうしてブログを綴る機会に学んだことは、雄性先塾のこのフデリンドウは雄性期 と雌性期の花があることを頭に置き撮るべきだった。 やっと出合った嬉しさが優先して、この辺のことを失念しておりました。 資料によると・・・ 雄性期の雄しべは柱頭に寄り添って集まり、花粉を出し切ると花びら側に倒れ込み 雌しべの柱頭の先端が二つに割れて、多の花の雄しべの花粉を受け入れる状態が 仕上がる・・・こんな過程で劣性遺伝を避けている。 ご参考までに : リンドウとは 昨年このウォ-キング大会(2015.04.12)で「フデリンドウ」に出合ってから、 はて、リンドウってどんな花だったか? 実は言葉で言えるぐらいの具体的な印象を形の上で持ち合わせがなかったので、早速 園芸品店で購入して育てて写真にしたのが次の例です。 こちらは秋のお花です。 リンドウ科リンドウ属 花の様子 鐘型の花を付ける(季節の野草・山草図鑑より) あります。ハルリンドウなども同じだろうか。 この状態で時間が経過する際、花粉を放出しきる。 他の花の雄しべの花粉を虫により受け取るその姿勢が下の写真の状態だろう。 虫さんたちへ花粉の受け取り姿勢が出来ましたよと意思表示しているみたい。 他方、仕事の終わった葯は崩れて花びらにもたれ込んでいる。 こんなことが見とれる。 1. 科 名 リンドウ科リンドウ属 多年草 上の写真は園芸品店ので苗を購入して我が家で育てた花の例ですが、野山に生える ◆ 〇 ◎ フデリンドウに戻ります。 以上は「季節の野草・山草図鑑」から抜粋 この観察場所は樹木が大きく育った山際を切り開いて出来ている道路の山側、側溝 に近い歩道の縁でしたが、上述の情報から判断するとこの辺りはフデリンドウには あまり元気が出る場所ではないように思います。 今回は花の咲き始めての時期の出合いでもあるし、周辺の地形などを今一度観察して フデリンドウの出現場所を確かめてみたい。 開花期が4~5月とあるので、実現したいものです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年04月29日 07時29分18秒
コメント(0) | コメントを書く
[ウオ-キング・ジョギングと散歩] カテゴリの最新記事
|