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カテゴリ:花と園芸
このブログは2月1日(水)朝から纏め始めた。 今年に入って、福島大池をはじめ、武庫川などの野鳥の観察と新しい鳥への出合を楽しんでいる。 早速、カケス(カラス科)やコゲラ(小啄木鳥)、コジュケイ?を目にして収穫大でした。 例 カケス 冬枯れの野原や花壇ですが、それなりに目を向ける事にしました。
サネカズラの美しい実と葛 真冬でも美しいですね!
近寄ってみればこんな綺麗な実がぶら下がっている。 サネカズラの葉
実葛蔓の植木
春先から秋までは緑が美しいこの蔓性の低木も今はこんな姿であり、緑があると言っても この植木をご存じの方々でも無関心で通過しそうです。 実は ; 2017年に入ってからこの公園と福島大池を足繁く通うに当たって、野鳥への関心のみならず 植物にも関心を持ちたいと思い、キョロキョロ見た時に (1) サネカズラ 実葛蔓 モクレン科サネカズラ属 (2) コトネアスタ- バラ科シャリントウ(コトネアスタ-)属 に出合い、幸いこれまでに知らなかった植物だったので、これこれと思って調べた。 (1) サネカズラとは: 科 名 モクレン科サネカズラ属 つる性木本 学 名 Kadsura japonica 別 名 美男蔓(ビナンカズラ)、核葛(サネカズラ) 開 花 8月頃 径1cm 10枚前後の白い花被片に包まれ、中央に雄しべ雌しべそれぞれが多数 集まる。 特 徴 雌雄異株 これまで知りませんでしたので、お借りしてともに学びたいです。 その花
若い実 (2)有名な和歌がある。 百人一首 作者 三条右大臣 名にし負(お)はば 逢坂山のさねかずら 人に知られで くるよしもがな 恋しい人に逢える「逢坂山」、一緒にひと夜を過ごせる【小寝葛」その名前に そむかないならば逢坂山のさねかずらを手繰りよせるように、 さねかずらのさねと小寝(さね)を掛ける 逢坂山のあうと会うを掛ける くるは来るもあるが、サネカズラの蔓でからめとり、手繰り寄せる、引き寄せるのど の意味も下地にあるらしい。 さね=実と小寝(サネ)で一緒に寝る・・・恋人的な意、恋しい人 ※ 逢坂山には京都府と滋賀県の間の関所があり、知られている。 会いたい 恋人同志の関所的なニュアンスもあるかもしれない。 サネカズラが詠いこまれたこの和歌が百人一首でも人気が続いている背景にはこんないみがあった ようで、今わ冬枯れのさねかずらですが、驚きが深まりました。 蝉丸 知るも知らぬも逢坂の関」 歴史的な意味がありそうですね。 雌雄異株だとしたら、これまた両方が育っていて花が咲かないと結実できないのでこれまた切ない です。 § Δ 〇 (2)コトネアスタ-オータムファイヤ- 「遊びの王国」の道端にありました。
コトネアスタ- : バラ科シャリントウ(コトネアスタ-)属
バラ科の常緑低木 開花期 5月 ~ 6月 原産地 チベット、インド北部
コンクリ-トで作られた遊びの施設の根元で、道路側にその植木、低い灌木があり、その 反対側の道端などで垂れ下がり気味の伸びた枝が見られ、少ないながらも紅葉した葉の 下に赤い実がきれいでした。 内外に共通した普及ぶりと思われました。 ようです。 まったく初めての出合いで多くの正確な情報を持っておりませんが、植え方次第で人気の 出るタイプと思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月03日 06時44分29秒
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