2017/03/23(木)09:02
3月17日(金)今回が2回目の間近な観察で”千鳥足”の意味が十分に理解できるその行動を見て吃驚した!
3月12日(日)のウォ-キングで、地名的には三田市三輪二丁目と思われる西谷川の下流にあって武庫川にそそぐ川岸で「イソヒヨドリ」に遭遇。逃げないでたっぷり撮影できた幸運に恵まれた。19日現在もここにいるようです。このことが強い印象となって、自今、友が丘一丁目~杉が丘~三輪二丁目~西谷川にあって頭田橋手前から右折して武庫川に接する地帯を観察することになった。1. 3月15日(水)から武庫川べりから上流の大原の方向へウォ-キングの方向を切り替えた。 友が丘一丁目から杉が丘側道を経て、三輪二丁目を経由して地下道から西谷川につながる 道路を歩く。 早速、ご褒美がもらえた・\(^o^)/ 春先子育てで超警戒心のケリが傍にいるなんて。 ケリの素晴らしい写真が撮れた。 雌雄同色らしいのでこの一羽が雄かメス鳥か? L36cm 田植えの頃、田んぼの中や岸で抱卵をするのでお百姓さんを大変悩ませるらしい。
この畑の隣から田んぼが広がり、川除から大原さらに武庫川に沿って篠山に向かって田ん ぼが続いているので、各地でケリの抱卵、子育てがみられる事だろうが、その寸前の今 人家や大工場などのある一画にあって、ケリがのんびり歩く姿が何を意味しているか? その辺がわからないが、そこそこの広さの畑で畝が道沿いに10本ほどありその畝と溝沿いに 歩く姿から、酔っ払いの千鳥足の格言を思い出して写真と撮り続けた。 頭部の羽毛の毛色がはっきりわかって大満足だった。2. 3月16日(木)同じコースを歩く。 ケリはいなかった。3. 3月17日(金) ケリがいたのでじっくり撮影してみた。 右に行ったかと思うと左に戻り、また右に歩く”千鳥足”の歩きを発見。 ブラボ-! 大収穫、 この畑は、横に10列の畝があるが、この写真はその畝を斜めに横切っている。 隣の畑との境まで行くとそこから折り返して右に向かって歩くその姿 右へ歩く・・・左から歩いてきて、右に折り返してる様の原画サイズで見たところ。 2畝と3畝の間、溝を右に進む姿。祖先からの遺伝的行為か気楽に進んでいる。 私の立っている地点から10m以上離れた畝を左から右に歩き、採餌する姿の一部。 ある地点から左に引き返す。時々周辺を警戒する姿勢も示す。 ある地点で次の畝へ移動する。その間、時々採餌の動作を屈り返している。 で、ある地点から右から左へと折り返す。
面白いことに左に進むと、隣の畑との境があり、その仕切りにそって前に進み、次の畝に 差し掛かると左に折れて畝の上や溝を歩き、時々餌を発見。 狙いすましてその餌を嘴でつかみ取る。 また右に進む。 嘴が泥でよがれている様。 かなりの頻度で、畑の地面へクチバシを差し込む。 この日は地上で採餌する姿は見られなかった。
私が立っている地点に電信柱があり、田んぼと畑の境から10個ほど畝がある。 道路端から3列目まで左から右、右から左へ折り返しながら採餌したので、このケリと呼ば れるチドリ科の野鳥も、その生活の中に”千鳥足”がしっかり組み込まれていることが分かった 大昔からこのチドリ科の野鳥の歩き方と採餌の方法をしっかり観察してきた我々の祖先達。 酔っ払いが右に左の足を振ってよろめく様がそっくりだと気が付いたらしい。 三省堂「新明解国語辞典」 出典 千鳥足とは: 酒に酔ってよろめきながら歩く様。
ケリ観察の為、寄り掛かった電信柱と武庫川に通じる道路(JRの地下を通り抜ける) 写真の右側一番手前の電信柱に寄りかかって撮影。
§ Δ 〇 チドリ科の仲間 ケリが一番大きい。(36cm) ムナグロ L 24cm ダイゼン L 29cm ハジロコチドリ L 19cm コチドリ L 16cm シロチドリ L 17cm イカルチドリ L 21cm メダイチドリ L 20cm オオチドリ L 24cm タゲリ L 32cm ケリ L 36cm