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三田のいのしし 見て歩き日記

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2018年03月17日
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カテゴリ:生き物の生態

カワウの繁殖羽らしい2羽に大原の「谷ヶ所池」と呼ばれる溜池で出合った。

  

      小高い丘の上が松ヶ丘小学校であり、斜面の樹木が迫った角地にこの2羽はいた。

      この谷ヶ所池には、今は「オオバン」L39cm 2羽が居るのみで静かな現場です

  左手前の1羽 拡大

     
    図鑑を参照すると、カワウは「全身黒色、雌雄同色」と野鳥大図鑑。
      なのに、この2羽は頭部が白く、足の付け根にも白い斑がくっきりと見える。

  今回の撮影と資料の学習で、カワウの繁殖羽の見分け方が学習できた。

カワウの市内のいたる所で出合うし、その生態のあらゆる観点からも写真が内蔵されている。

今回取り上げた理由は2点

その1 全身が真っ黒なのが特色の「河鵜」なのに、頭部と足の付け根に白い斑が見えるの

            で疑問を感じたこと。

その2   出来るだけトリミングなしの写真を確保したいが、手持ちカメラ一眼レジでは無理

            そこで、可能なコンデジでトライしてみた映像。

            手持ちのカメラが野鳥撮影で望遠の撮影には厳しくて、この程度でもよく撮れた?

            (トリミングする気になればNikon55-300mmレンズでも届く距離でしたが、今回

               はコンデジ の練習につき)
その3  結論として間違いなく、これらの「河鵜}は繁殖羽の鳥であることが分かって、

           今後のウォ-キングと野鳥観察の参考になったと思っております。

せっかくだから手持ち写真により、カワウの生態について、書いてみたい。

1. カワウの繁殖羽の見分けたは今しっかり学んだが、繁殖期は春が多いらしいが、1年中で

      幅が広いらしい。

     
     2017.01.14 武庫川 水中の岩にて 川岸から20m弱の映像。

   2016-03-08 銭亀と繁殖期のカワウ 頭部に注目

     
  2016.03.08 福島大池 足元にいるのは銭亀だろうか? 婚姻色と呼ばれるかも?
 

2.  カワウは翼羽の油分があまり多くない事

     その為に水をはじかないので、長時間同じ姿勢を保ちながら、濡れた翼を広げて小刻みに

     震わせて翼を乾す習慣がある。

    

   2017.03.30 三田御池にて 

    
     この現象は、武庫川でも福島大池でもよく見かける光景です。

     集団日向ぼっこ 2011.08.04

    
   武庫川の土手道をウォ-キングすると、この光景も年中行事で出合うことになっている。 


3.  水辺近くの林に集団営巣地(コロニ-)を造り、朝集団で出かけて、夕方まとまって帰る。

     武庫川に沿って編隊飛行を行うカワウ 2012.07.21 
      
    1. コロニ-がこの三田市内や武庫川の川下に当たる宝塚市、あるいは神戸市北区などの

            どのあたりにあって、朝、武庫川沿いに展開するかわかっていないので、夕方の

            正確な行動様式も分からない。

      2.    傾向としては、武庫川の水面ぎりぎりの高さで2羽から数羽が上流のJR新三田前方の

             流れに向かって素晴らしいスピ-ドで飛ぶ姿には司馬氏が出会います。
     従って、夕方はまとまってコロニ-に帰ることは容易に想像できます。
     
4.   ハシビロガモがそうするように、カワウも水中の小魚などを集団で採餌する習性がある

      ようです。(但し、1回見ただけですから偶然かもしれませんが?)

      2011.08.22 07:14 武庫川の上空
      採餌前のカワウの群れ 武庫川から田んぼの上を旋回中

     

      激しい勢いで着水

     
     この時、数えたらおおよそ100羽いた。

     この中にリ-ダ-が居るらしい。

     突然まとまって川の左側、浅瀬に向かって集団移動して魚を追い込んだ様子だった。

     武庫川の左岸に近い浅瀬に向かって集団で魚を追い込む様の瞬間的な写真はありませんが

     サ-フィンの波のような波が生じた光景を目撃してあっけにとられた事でした。

5. 水面からの飛びあがり方は:

      この鳥の体つきから言ってしばらく,複数回、水面を蹴りあがり、やっと飛翔できる。

      2015.03.20(金)市内貴志 慶案寺前の小さな池

     

 
  この後、

    
     まだ尻尾は水面に触れているが飛び立てる状態(あるいはその後)のようです。

     この小池は小さいので、私が傍の道を歩いていることを警戒して飛び立ちたいが、水面の

     幅が狭かった・・・と感じたカワウは移動して、飛び上がれる水面が確保できたと感じた

     所からやにわに反転して飛び上がった姿の写真のれいです。

   水鳥でも尻尾が水面につかない鳥はその場から飛び上がれるらしい。

     オナガガモの尻尾

    

  水面のカワウ

   

冒頭に載せましたカワウの状態を「婚姻色」と表示しているインタ-ネット情報もありました

§ Δ 〇






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最終更新日  2018年03月19日 06時33分24秒
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