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テーマ:生き物との出会い(510)
カテゴリ:生き物の生態
はじめに 私の中途半端な知識ですが、コナラの木から流れ出る樹液(蜜)のある所には、蝶々やスズメ バチ,時期によってはカブトムシなどが群がるのではないでしょうか。 3年ほど前に有馬富士公園の窪地、野草の茂みに1本のコナラがあり、その高さ2m近い位置に スズメバチと共に蝶々が2羽いて、カメラを向けても全く移動しなかった。 その地上2m高さの幹に2羽のチョウとスズメバチなどが樹液を吸っている現場に遭遇した クロヒカゲと思われる蝶 (HP ネイチャ-探索日記 2011.6.22 参照 二つの大きなジャノメの間にある黒い線が深いのでクロヒカゲとみてもよさそう)
今年出合った樹液を吸う現場は、コナラ、クヌギ?などの地上に接した部分が多かった。 このように球液、吸蜜に適した場所については、知識不足です 今回、有馬富士公園の森を歩いていて、再びこのクロヒカゲに出合った。 6月19日(水) ♂かもしれない。 9月9日(月) この1羽はジャノメの間の黒い線が深いので、やはりヒカゲチョウで全体に色が 浅いにで♀らしい。 二つのジャノメの間にある黒い線(模様)が深いのでクロヒカゲらしい (ネイチャ-探訪日記 2011.6.22の記事参照) 一部が鳥などの被害を被っているように見受ける。 参考資料 ※ 美しい日本の蝶図鑑 p269 抜粋 北海道から九州に至る各地の樹林で普通。本州以南ではおもに低山~山地に生息しており たとえば関東地方の都市近郊の平地では、本種よりもヒカゲチョウのほうが多い。 本種の活動は夕方や日没直後、あるいは曇り時の薄暗い光の中で活発となり、樹林の 内部を敏速に飛翔して樹液をよく訪れる。 ヒカゲチョウとしばしば混生するものの本種の方がより暗い樹林内部を好む。 ヒカゲチョウ 約32mm ※日本のチョウ 成虫・幼虫図鑑 172~173p 成虫はササ類が自生する林内や林縁で見られる。成虫はシシウド、ヨツバヒヨドリ、ノリウ ツギ、クガイソウ、ヒャクニチソウなどの花で吸蜜、湿地で給水したり、獣糞や動物の死体 などで吸汁。さらにクヌギやコナラ、ヤナギなどの樹液や熟したイチゴなどでもよく吸汁。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月27日 05時38分37秒
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