2019/11/14(木)09:47
朱色の越冬タテハと言われるアカタテハの個体に2012年に出っていた。ブログに再掲載をお許し願います。
はじめに 「三田のいのしし 見て歩き日記」を始めた頃は、大きな意味でそのテ―マは「野草の観察」 でした。 武庫川の上下、家庭菜園付近、有馬富士公園などウオ-キング地域は無数にあり、出合う植物 も様々でした。その中でミント類にあちこちで出合い、勉強とブログ化もかなりあり。 タテハチョウ科の「アカタテハ」もミントの「ベニ・ロイヤルミント」での吸蜜シ-ンでした
保存写真集の中で出合ったアカタテハ・・・7年ぶりに出合って感激
表 赤色部は外縁のみ。
ベニ・ロイヤルミントの花から吸蜜中のアカタテハ
背後はマンション、前は武庫川の流れ、その川岸に自然に生えたベニ-・ロイヤルミント で熱心に吸蜜してました。 7年ぶりのことですが、はっきり覚えております。
日本全国の平地から山地に至るまで、各地で見られる。山間の道路脇など明るい林縁環境 で特に多い((美しい日本の蝶図鑑)引用 しかしながら、この三田市の平野や林縁、山間でこの7年間出合ったのが1回だけ。 来年はさらにしっかり観察したい。
ベニ ロイヤルミントの花と茎 ご家庭の花壇や施設から逸失し、青野川や武庫川の上流から流れ着いて育っているミント だと思われます。 参考資料 ヒメアカタテハ 大きさ 約30mm ウイキペディア引用
表の全体が赤桃色
図鑑、資料の情報: 紹介
1.「美しい日本の蝶図鑑」 187ぺ-ジ 早春に越年個体が見られ、九州などの暖地ではその次世代が5~6月頃に羽化する。以降 数世代を繰り返して、秋季に個体数を増やす。 ヒメアカタテハと異なり寒冷地でも越年個体がよく観察される。 ・・・ 季節的変異及び地理的変異は見られず雌雄の斑紋も大差ない。 大きさ : 約34mm 和名: 赤蛺 タテハチョウ科タテハチョウ亜科
2.「フィールドガイド 日本のチョウ」 238ぺ-ジ 「行動」 日中、草地の上を敏速に飛翔し、タンポポ類、アザミ類、リョウブなど各種の花を訪れる ほか、樹液や腐果にもよく集まり、地面での吸水も行う。 ♂は山頂などに集まり、占有行動をとる。
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後記
※ 朝日新聞の囲み記事 里山のチョウ 激減 2019.11.13. 朝刊 1ぺ-ジ
ミヤマカラスアゲハ、オオムララサキ、ゴマダラチョウ、ヒメジャノメなど。 身近な里地、里山に沢山いると考えられてきたチョウの仲間87種のうち、国蝶とされる オオムラサキをはじめ約4割が「絶滅危惧種」に相当するレベルまで急激に減っている。
・・・・・・以下省略 次回の記事として、「ゴマダラチョウ」タテハチョウ科 2012.07.31 撮影三田市内 を編集中だったので、大変驚いております。