2021/04/03(土)05:31
3月27日(土)ミヤマガラスらしい一群のカラスは、さらに東へ移動中です。
はじめに ミヤマガラスとは、こんなカラスらしい。2回目の提示で、お借りした写真です。
額のと嘴に注目。嘴の根元から先端まで羽毛が見られない。
大群で飛来して、小グル-プに分かれて分散していると見ております。
① その一群が3月の中旬、市内大原で、山に向かって切れ込んだ田圃で30~50羽が一枚の
田んぼで、大変気ぜわしい食べ方で、夢中になって餌どりをしていた。
その瞬間は、野草が大変色濃く茂っている田圃なので、その野草を啄んでいると思った。 現実は、地面に落ちていると思われる米粒など穀物や虫など、地面を探る食べ方だと 推測中。
② このグル-プは、その後、その近くにある青原寺のある地域へ大半が移動しており、一部は 元の着地点付近の田圃で、激しく餌どりしている。 これからこの②の様子をブログに載せたい。
てまえがどうろであり、数日の学習で危険を感じて、次第に山側に活動の地域を移動した
それでも、ある1wの鳴き声か、サッと舞いあがり、こんな有様。
危険を察知して、足元に近い田んぼから舞い上がって避難しているカラス。
③ 最新3月25日(木)頃は、さらにその一部が、東へ移動し始めており、城山公園近くの 県道?が大原交差点に通じる道路で、墓地のある地域の溜池の土手は道路の端をのしのし 東隣は一段高い家庭菜園の田圃。
人間の考え方から言えば、家庭菜園の方が断然美味しい食べ物があると見ているが、
ミヤマガラスらしい集団は、このづくりの終わった田んぼに強く執着している。 この事は、大原の、一番最初に現れた田圃のある地域でも同じであります。 今でもそこに残っているグル-プは同じ田圃で頑張っている。 ため池の堤防にその数羽がいた。
このため池の左側は、溜池や友が丘の住宅街になっていて、田んぼはありません。
この手前を道路が走り、その上を歩きながらさらに東の方向を探る様子だった。 5300
5300 青原寺のほうにユウタ-ンしている。
しかし、これ以上、餌場はない…と判断して元の田圃撫でにユウタ-ンしている。 この地域は、前方は森であり、溜池が2つ続く地域なので、これまで大原の田圃でできた 餌どりに見合う地面が無さそうに、私には思われます。
その意味で、例えばこの群れのリ-ダ―の観察を元に、またグル-プとして集まった後 別の場所へ移動することも考えられます。 太原・川除地区や貴志などを移動している時に、ミヤマガラスと確認できておりませんが 纏まった一群の野鳥が飛行している姿を目撃しております。
私の写真撮影の興味は、冒頭の写真のような”ミヤマガラス”の嘴がある烏の写真が撮れる事にあります。
しかし
今回も、出合えませんでしたが、集まって地面の餌どりをしている風景は、すごい情熱を感じます。
以下は、視点を変えて、額から嘴、嘴の根本から先端、この沢山の写真を掲載させてもらいます。冒頭に揚げさせてもらった”ミヤマガラス”らしい嘴を持つ烏には1話お出合っておりませんが
①集団での餌どり、②チ面に嘴を突っ込み、周辺の草や藁を振り飛ばして食べる様は、
ミヤマガラスの集団の姿を示しているように思われます。
この1枚は、日本にいるとされているカラスのどのタイプにも属さない嘴と頭部の姿です。
以上は、大原で出合ったミヤマガラスらしい集団の最初の写真群です。
以下は、このカラスの群れが、岡を東側に越えて青原寺のある地域の麓で、やはり田圃が3,4枚
ある地域で、すざましい食欲で餌取りをしている時のカラスの姿です。
その: 主として頭部と嘴の様子です 5555
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その集団の一例
最初に集団が現れた大原の田圃に、再び小集団が飛来していた。
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振り飛ばされた藁や草を従えて、餌どりに励むカラス 5478
青原寺入り口手前の田圃に集まる集団。 12,3羽の様子
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冒頭の写真のミヤマガラスは額の付け根から嘴の先端まで、羽毛が見られないし、嘴が白い。今回、載せた写真の群れは、在来の”ハシボソガラス”に比べると、形態的には似ている。しかし、額の付け根から嘴の途中まで羽毛がみられる。この点から見ると、集団生活ではあるものの、ミヤマガラスではない。
そんな判断もつくと思いますが、二足歩行で、ハシボソガラスに似た集団生活のカラスとして”渡来のカラス”であろう…と思われます。
大原の田圃の東には、家庭菜園のある田んぼが、農業用水用の溜池の下にあります。その土手まで、執拗に移動し、地域を広げておりましたが、餌どりに向かない・・・と判断した
らしくて、元の田圃に戻っているのが最近時の姿です。
尚、厚かましくも付言させて頂きますが、これら一連の観察のほとんどは,この為に大原地区を歩いているわけではありません。その大原地区に家庭菜園をお借りして20年余り、その畑の手入れ、収穫で毎日のように出かける
その際には、常に野鳥撮影用がセットされているカメラを持参しております。その撮影結果です。我々の家庭菜園にも、このミヤマガラスらしい一群(たいがい数羽ですが)が来ております。
従来からいるハシブトガラスやハシボソガラスは、大概1羽単位であり、田んぼでも見ますが
谷川の岸にある柿木などにいる例が多い。
ミヤマガラスらしい群れも、ハシボソガラスも人間同様にノシノシ歩きます。
ハシブトガラスは野原ではほとんど見たことがありませんが,いても移動する際はピョンピョン飛ぶし、頭が太くて、いかついのでミヤマガラと誤解することは無いはずです。
この大原地区にいるカラスの集団が、いつ飛び立つのか皆目分かりませんので、当分の間
家庭菜園へ出向く際に、これらの集団に出合えば撮影を続けたいと思います。
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