犬とのせいかつ

那須那須旅行について日記をたくさん書きましたが、

あとから細かいことをぽつぽつ思い出しました。

それをちょこちょこと書こうかと思います。


今日は、旅先のマナーについて。

2泊3日の短い国内旅行ではありましたが、残念ながらマナーを守らない人がいて楽しさ半減してしまった場面もありました。

もちろんまなちこだって気が付かないうちにマナー違反をしているかも知れません。

えらそうなこと言えません。


でも少なくとも禁止事項とされていることはやりません。


まわりの人が不愉快にならないように気を配っているつもりです。


一人一人がそうやってちょっとずつでも心がければ、旅行はもっと楽しくなると思うです。

今回は、お風呂のマナーについて書こうと思います。



那須旅行2日目、鹿の湯　という温泉に行った時のことです。

女湯ののれんをくぐり戸を開けると脱衣所があり、脱衣所をはさんで洗い場と湯船に分かれています。

脱衣所のいたるところに


「洗い場で体を洗ってから湯船にお入りください」

と注意書きがしてあります。

もちろんまなちこは寒いけれど、まず洗い場に行って体を流します。

洗い場には


「シャンプー、リンス、石鹸等は使わないで下さい」



と注意書きがしてあります。

だから持参しているシャンプーセットは使いません。

流しっぱなしになっている温泉の湯をザブザブかぶって体の汚れを落とします。

これってむしろ石鹸やシャンプーで洗うよりもずっと贅沢なことですよね。

化学物質に頼らずに、100％天然の温泉で体を洗えるんです。

そうやって温泉で体を流してる間に体はぽかぽかしてきます。


十分に体をきれいにしてから湯舟にちゃぷんとつかる瞬間のあの幸せ・・・


まさに極楽極楽です。



しかし・・・

まなちこが極楽気分を味わっていると、ドヤドヤと団体さんが入って来ました。

バスツアーのお客さん達でしょうか。

若い娘さんが多いです。

それまでまったりとした静かな女湯が一気に騒々しくなりました。

そして若い娘さん達はキャアキャアはしゃぎながら

洗い場で体を流さず、服を脱いでそのまままなちこがつかってる湯船にドボンドボンと入ってきます。

先に入っている人がいるから水しぶきが飛ばないように静かに入ろうという気配りはまるでないようです。

さらに



「洗い場行かないでそのまま入っちゃった～～だってめんどうだも～～ん」

「私も～～～時間あんまりないしね～」

「私も～～みんなで入ればこわくない？？」






と口々に言ってます。

湯船に入るのは体を流してから、という常識を知らなかったのなら仕方ないです。

誰もが何でも知っているわけじゃないです。

人生、生涯が勉強なんだから、ここでそのマナーを覚えて帰ってくれればいいと思うんです。

でも。

ルール違反とわかっててあえてやっているならどうしようもないです。

フォローのしようもありません。





さらに、洗い場にちゃんと行ってる人もいたので良かったと思いきや、

堂々と持参したシャンプーで泡立てて洗髪している人も。

一人がやり始めると、

「あの人がやっているから」と、われもわれもとみんな真似しだします。

その瞬間、その女湯はマナーも秩序も何もない無法地帯となりました。

まなちこはもっとゆっくりつかっていたかったけれど

ムカムカしてそれ以上その場所にいられませんでした。

なのでとっとと着替えて出てしまいました。






その晩は宿泊しているコテージの大浴場に行きました。
（なんだか入浴三昧の那須旅行です。）


ちょうど雪も降っていたので、露天風呂で雪見風呂だ～～

とウキウキと脱衣所へ。

するとそこに、先客の女子大生風3人娘がいました。

もう入浴を終えたらしく、洗面台で身なりを整えています。


まなちこは寒かったのでそそくさと風呂場へ行きました。

すると風呂場が




極寒。



なんでだ？？


なぜ屋内の風呂場で寒風が吹き荒れている？？


キョロキョロしてみると露天風呂への入り口であるドアが全開になっています。

そのドアはたてつけが悪く、確かに開け閉めがしずらいんです。

でもちょっと工夫すればちゃんとしまります。


先客の3人娘が、ドアが閉まりにくいので面倒であけっぱなして出て行ってしまったんでしょう。




まなちこを凍え死にさせる気ですか。



さらにやっとあったまって風呂を出て、化粧水をつけようと流し台を見ると・・・




ごっそり抜け毛、3人分。




まなちこ、一瞬




「貞子？」




と悲鳴をあげそうになりました。

かなりホラーです。


ちゃんとボックスティシュもゴミ箱も置いてあるんだから、自分の髪くらい自分でひろってゴミ箱に片付けて帰ろうよ。


まなちこ、赤の他人であるその3人娘の抜け毛をティッシュでつかんでゴミ箱に捨てました。



なんでこんな、たったの数十秒で出来ることをやらないんだろう・・・

なんで後で使う人のことを少しでも考えないんだろう・・・






旅先で集団心理でマナー違反しても罪悪感を感じなくなってしまうってこわいことだと思います。



人のふり見てわがふり直せ。


まなちこはもっとマナーをきちんと守ろうと思いました。

マナー違反をしている人って、見苦しいです。

頭悪く見えます。

まなちこ、これ以上頭悪く見えたらやばいわけです。





さて、グチっぽい話になってしまったので、だっくんの魅惑のショットでしばし癒されて下さい。






「男は背中で語るもんだし！」




「おかん、豚のくんせいおかわりくんね？」