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我流ブログ  WE  作詞家    やる気なんてなくてE

続き

「大病も患って]
堀「そうでしょうかね・・。大病もやっぱり見てるので。
  あの・・大病の時も、息子達は。本当に危ない、1週間・・もたない
  って言われて。重症の急性膵炎だったので」

〔34歳の時、重症急性膵炎で生死の淵に〕

太「ああ」
堀「けっこう、あの内臓にダメージ、が与えられてるような状態だったので。
  あの・・先生も『あきらめて下さい』というような状況だったんですけど。

  ま、その時に、やはり・・入院中に私が思ったのは。
  やっぱり『生きてる』・・って思って、生きて来たけども。

  『ああ、生かされてるんだな』っていう気持ち・・に
  そこから何かパンッって自分の人生観が変って。
  『これ、もう死んでてもおかしくないのに、生きてる』ってことは・・・生かされた」

美「その病気はね、それを、悟る為の必要な科目の病気だったわけ」
堀「あ、『わたしが生かされてる』と・・]
美「『生かされてる』と思ったりとか。
  子どもさん方の、気持ちを変えたりとか団結したりとか。
  
  色んなことで、それで『お母さんがいないとえらいことになる』という思いを知らせたとか。
  色んなものの、そのお勉強をする為に、あなたが、その病気をなすったわけなのね]
堀「そうですね」
美「必要だったの、それ」
堀「うん」

江「で、また今日。どうして、この会話の日にね。
  堀さんの、また会話が、そういう話を引き出して行ってますでしょう?

  堀さんは自分のお子さんを育てるだけじゃなく、今後、多くの、その子どもさん。
  要するに、それは社会という意味での子どもさんやら、お母さん方の為に、も
  色々な役割を持たれる方だ、っていうことの表れなんですね」
堀「はい」

江「お役目を持ってるの。だから、で、そういうご苦労されてると
  自分の子だけ、かわいくないでしょう、全部、かわいいでしょう?」
堀「うん、みんな、かわいいですね」
江「よその子も」
堀「はい」
江「よその子も心配になるし、ねえ、堀さん全部、そういうー
  やっぱり、子どもってのは大きなキーワードになってますよね」

堀「どうして?」
江「いや、前世でも、そうだから」
堀「あ!そうなんですか?」

[堀ちえみの前世]
堀「私、前世で、もしかして、『子ども亡くしてたりなんかしてたのかな?』っていう位。
  もの凄く、『子どもが、に何かあったら、どうしよう?』って
  常に、恐怖心が・・あるんですね。私、何か、何かがあったのかな?とか変に」
江「あってはいないの」
堀「違う・・」

江「ただね、ほら、お月さま、好きでしょう?」
堀「はい」
江「でも、不思議じゃない?ちょっと暗いお月さま、好きでしょう」
堀「はいっ」頷き。
江「普通、煌々として何か、こうね。きれいな、そのかぐや姫じゃないけど
  何か、そういう出て来るような」
美「満月の」
江「満月の」
堀「そうのじゃないのですね」

江「でいて水辺見ても、ちょっと、こう何か暗い感じの水辺の方が好きだったりね」
堀「うん、しますね」
江「どうしてかと言うとヨーロッパにいたの」

堀「・・・私ね、高い所がダメなんで飛行機も乗れなくってですね。
  ・・あの・・海外旅行っていうの、ほとんど行かない人なんですけど。

  ヨーロッパだけ、えっとドイツ3回とウィーンとか。
  アメリカは1回も行ったことないんですけど」
美「ふっふっふ・・」
堀「え?何で笑うんですか?」
江「ええ、いや、どうして今日、その衣装着て来たのかなって思って」
美「ほほ」
太「ほお」
堀「え、なんですか?」両手を広げるように。

江「いや、まさにウィーンにいらっしゃったんですね」
堀「ウィーンにいたんですか、私・・。へええ・・。ウィーンで何してたんでしょう?」
江「それがね」
堀「はい」

江「・・・・まあ、前世でもね。女性で生まれてますけどね。
  で、ご結婚なさってね。それなりの何か
  いわゆる日本的な言い方すると酒屋さん、酒蔵。
  そういった所に、あの嫁がれて。で、それがね、非っ常に不幸だったんですよね」
堀「はい」
江「実は、お子さん、いたんだけど。お子さんが逆に取られちゃったの」
堀「ああ、はい」
江「で、あなただけ追い出された」
堀「はい」
江「で、そこから、修道院入ってるの。そこからは、そんなに遠くない所の。
  そういう修道院みたいな所、入って。だから時々には
  自分の子、見れるような環境を一生懸命、作ろうとしたんですよね」
堀「自分の見れる」
江「自分の子どもを」
堀「ああ!見れるように」

江「で、どうして置いて来たかというと。置いて来たわけじゃなくって
  取られちゃったっていうのは。男の子だったからなの」
堀「え」
江「跡取りだったから」
堀「ええ、ええ、ええ」
江「お金はあった家なの、うん。だから、それで一人だけ追い出されて。
  子どもだけは取られて、っていうような。そういう人生があったから。
  だから・・先程も言ったのはね
  お子さんを連れて出るってのは大変な覚悟だったと思う、今回」
堀「そうですね。はい」大きく頷き。
江「もう自分が死んででもね連れて行かなきゃ位の」

堀「思いました。周りはみんな女の人一人でね。やっぱ今後、考えたら。
  『子ども、育てるっていうのは、やっぱり大変じゃないか』と。
  『3人もいるし』という風に言われたんですけど。
  
  私は、もうとにかく『連れて帰る、連れて戻ること』
  だけしか考えてませんでしたね」涙を拭い。
美「ご立派でしたね、うん、大正解」

堀「そういう思いが、あったんですかね・・」涙を拭い。
江「そう・・。そういう風にするんだったら、死んだ方が、マシって思ったと思うの」
堀「思いました・・はい」うんうんと頷き。
江「うん。その固い決心は、それやっぱり、そういう前世のね思いがあるから・・・ね」

太「いやー。今日はほんとに深い回に、なりましたね」
堀「うん、私も、でも、ね。子どもたちの、やっぱり、今の自分の中で。
  子育てを、子育てをして行く、とても大事なものを、お聞きすることが出来たので」

江「堀さんが引き出す、そういう役、お役目なんです」
堀「ええ?」
江「だって、今日も、ここへ来たのも、だって」太一くんを目を見開くようにして見。
太「ほんとに必然ですから、これは」
堀「ふふふ!それは決まりなんですね、ふふふ!」
太「二人と目が合ったら、これを言っとけばいい、みたいな」

前・中・後と長くなりましたが読んで下さってありがとうございました。




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