沖縄のいろ
2月の沖縄は、寒緋桜が満開のイメージがあって、
期待したが、
今年は、これも少し遅いらしい。
今帰仁城では、満開だったら、どんなにか、、と、
天守閣にあたる建物の跡へ続く石畳を歩く。
沖縄の桜は、
発色のよい色紙を重ねたように、
折り重なって、語りかけてくる。
石畳を歩いてみると、
仲間由紀恵さんの、映画が観たくなる。
城、といっても、世界中をまわれば、きっといろいろあるのだろうが、
争いや、闘うために作られたのではない、
澄んだ美しさに出会えると、
自分の心まで、澄んでくるのがわかる。
祈りは、
忘れてしまった自然との対話を取り戻す行為。
私達は、地球という生き物の上に、
地球の自然に守られて生きていると言うことを、
忘れてはいけないのだと思う。
時折、こうやって、
心、清ませて。
地球の呼吸の音を聴く、そういうことが、
必要なのだと、
世界遺産群は、教えてくれるような気がしている。
最近は、欲が出て、
旅行は、1週間ぐらい、絵を描いたり、写真を撮ったりして、
ぶらーっとしたいなぁと、
思うようになった。
「行ってみたい」から、「楽しみたい」への進化だ。
自分が、楽しみ方を知ったせいか、、。