カテゴリ:身体性
数ヶ月前から、市販のケミカルナプキンが使いづらいと思うようになっていた。
もともと敏感肌で、フランスにいた頃から合成洗剤の使用を止め、 天然の石鹸や重曹に切り替えてもう10年近くになる。 今では基本的に口に入れても安全なものだけを肌にも付けるようにしている。 学校での学びが深まるにつれ、ますます筋感覚は研ぎ澄まされていく。 それに伴い、色々なものが耐えられなくなっていく。 殊に、合成の洗剤、鉱物油を使った化粧品、化学繊維の衣類 などに対して身体は強く反発する。 そして、今月はとうとう限界に達してしまった。 もともと市販の紙(ケミカル)ナプキンの肌触りは好きではなかった。 ただ、月経血のコントロールが多少はできるので、それほど大量に ナプキンを使用しなくても済んでいたのがせめてもの幸いだった。 でも今月は、肌につけた瞬間に、だめだ、と分かった。 私の肌はもうこの感触に耐えられない、と。 でも、いくら多少はコントロールができるとはいえ、 いきなり何もプロテクトしないで過ごすほどの勇気は無い。 そんなわけでいよいよ布ナプキンデビューとなった。 買うと決めて調べてみると、市場には沢山のブランドの色々な物が 出回っている。 でも、せっかくだからできるだけ肌の負担が少ないものにしたい、 ということで、 オーガニックコットンの無漂白ナプキンを使ってみることにした。 購入したのはこちらの2種類。 昼間に使うための と、夜用に どちらもなかなか使い心地が良い。 特に、メイドインアースのものは、パッドが取り外せるので、 それだけを単独で使用したり、昼用のものに組みあわせたりして 使うことができる。 パッドだけを専用に別売りしているのもうれしい。 使い捨てではないのでもちろん洗わなくてはいけないけれど、 それも重曹とEMを入れた水に一晩つけておいてから 普通に軽く押し洗いするだけで良いので思ったほどの手間ではなかった。 なんだかだんだん生活がアナログになっていく気がするが(笑) 身体がより快適で喜んでいるのだから、これで良いのだろう。 でも、やはり幼児ではないのだから、布オムツのようには ナプキンは使いたくない。 あくまでも、自らの身体性を意識して、排泄をコントロールする、 ということを前提とした上で、肌に付けるものを選びたい。 オニババ(?)にならないためにも 常に意識を持っている、ということはとても大切だと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[身体性] カテゴリの最新記事
|
|