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2009.09.30
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無敵のT・レックスは寄生虫に負けた?
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト9月30日(水) 16時 2分配信 / 海外 - 海外総合

 幾多の戦いをくぐりぬけ、連戦連勝を重ねていたティラノサウルス・レックス(T・レックス)にも敵わない相手がいた。最新の研究によると、現生のハトを宿主とする寄生虫の祖先種が、無敵の暴君の命を奪っていたという。

 これまで発見された中で最も大きく、最も欠損の少ないT・レックスの化石は、アメリカ、シカゴのフィールド自然史博物館に展示されている“スー”だが、そのアゴの骨にはいくつも穴が開いている。今回、それらの穴に関する新たな解釈が加えられた。

 スーの発見当初、この穴は別のT・レックスに噛まれた傷だと考えられていた。しかし現在は、ほとんどの古生物学者がその説に疑問を持っている。歯がこすれてできたにしては、穴の形状がきれいで滑らか過ぎるのである。

 発表された研究論文の著者は、「傷あとではなく、古代のトリコモナスという寄生虫に感染してできた穴なのではないか」と主張している。トリコモナスは、現生する鳥のノドやクチバシに寄生する単細胞原生生物である。

 この寄生虫は多くの場合ハトを宿主とするが、通常は特別な症状を呈することはない。しかし注意しなければならないのは、ハトはタカなど猛禽類の格好のエサである点だ。ハトを食べた猛禽類が感染し、それによって伝染も拡大する可能性がある。

 研究に参加したアメリカにあるウィスコンシン大学マディソン校の古生物学者イワン・ウルフ氏は、「この寄生虫による感染症はかなり昔から存在していたのかもしれない」と話している。

 スーは1990 年にアメリカのサウスダコタ州で発見された。性別は不明だが、発見者がスーザン・ヘンドリクソンという女性化石ハンターだったことから、このような女性的な名前が付けられている。全長12.8メートル、体重7トンというこの巨大な肉食恐竜は、約6700万年前の白亜紀後期に地上を闊歩していた。

 スーは恐竜としては高齢の部類に入る28歳まで生きたと推定されるが、化石には複数の肋骨骨折や関節炎の痕跡が見られるほか、ライバルの恐竜との熾烈な戦いを物語る痕跡も残っており、その生涯にはアゴの穴以外にもさまざまな苦難があったことがわかる。

 しかしその直接の死因については、いまだ明確な答えが出ていない。スーは何度もケガを負ったが、ほとんどは致命傷に至らず長年にわたって生き延びたのである。

 鳥類がトリコモナスに感染した場合、悪化するとクチバシや上部消化管が炎症を起こし、採餌だけでなく呼吸まで非常に困難になる。そうなると鳥の体は感染組織付近の血管を収縮し、血流を止めて炎症を抑えようとするが、この免疫反応が長引くと副作用が生じ骨に穴が開くことがある。

 スーのアゴにはそのような穴が10カ所ほど存在し、いくつかは大人の人間の指が通るほど大きい。穴の大きさと数から判断してスーの病状はかなり進行していたと考えられ、エサがノドを通らなくなって餓死した可能性もあると研究チームは推測している。

 トリコモナスに似た感染症の痕跡が見つかったのはスーだけではない。研究チームはティラノサウルス科に属するダスプレトサウルス、アルバートサウルスという2種の恐竜でも同様の証拠を発見している。

「戦闘相手のT・レックスに噛まれたか、ティラノサウルス科に属するほかの恐竜を捕食したか。スーの感染経路はそのどちらかだったのではないか」と、前出のウルフ氏は解説する。

 今回の発見は、恐竜から鳥類への進化上のつながりをさらに強化する新たな証拠となるものだ。「なぜなら、寄生虫は宿主とともに進化する傾向があるからだ。ティラノサウルス科は鳥類の祖先と目されている獣脚類の仲間であるため、それらの恐竜を宿主としていた寄生虫が現生の鳥に寄生するようになったとしても不思議はない」と、ウルフ氏は指摘した。

 この研究成果は、「PLoS ONE」誌のオンライン版で今週発表された。

Ker Than for National Geographic News





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Last updated  2009.09.30 22:51:22
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