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2006年06月05日
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カテゴリ:色々な人々
リハビリにはいろいろな人が来ているので、人間観察が好きな私は結構待っている時間も面白いです。

ちょっと大柄の大きい声のおじさんがいます。いつも、「痛(いて)えな、コンチクショー」と怒鳴っています。勿論リハビリの先生ではなく、自分の痛みに怒鳴っているんですが、その声を聞くとついリハビリ室中笑ってしまいます。そうすると、「あんたも笑ってんじゃねえよ。リハビリの先生だったらどうにかしろよ!ええい、コンチクショー!」とまた怒鳴ります。

大きい声のおじさんがもう1人います。多分地声が大きいと言うよりも、耳が少し遠いんだと思います。それで、聞き耳を立てているつもりはないんですが、自然と会話が耳に入ります。そのおじさんは普段家で1人で留守番とかをすることはないそうなんですが、ある日奥さんが急いで近所まで行きたいと言うので1人になったことがあるそうです。そうゆうときに限って電話が鳴って、どうやら奥さんが留守番電話にしていくのを忘れたらしいです。いつまでも鳴るので、あっちこっちの家具につかまりながら、やっとの思いで電話に出たら、お墓のセールスだったそうです。よっぽど「まだじゃ!」と言おうと思ったと憤慨していましたが、聞いてるこっちは大笑い。

「鯉おじさん」と私が陰で呼んでいる患者さんもいます。
ちょっと混んでいると、待たなければならないことがありますが、このおじさんは待つことが嫌いらしくて、しかし話すことができないらしいです。で、どうするかと言うと、大きく2回手を叩いてならします。「パチン、パチン!」リハビリの先生が、「は~い、ただいま!」すると他のリハビリの先生が、「なんか、お銚子1本って言われてるみたいだねえ」と笑っていました。私は鯉の餌やりみたい,だなあ、と思っています。





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最終更新日  2006年06月05日 13時53分18秒
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