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カテゴリ:あれこれ
昨日はリハビリの日でした。病院で私がよくひっくり返ったり、転びそうになっているので、父以外にも一人付き添いが行くことになったのですが、前回は早速妹に断られていましたが、昨日の朝も隣の部屋で母が「お前行く?」と妹に聞いたら、「やることがある」と断られていました。やることったって、テレビを見ることだけなんですが。小さい子ならまだしも、付き添いを押し付けあってるのは実の母親と40歳すぎの妹なんですよ。それでもなんとなく行きたくない父の家来の母は「もう一人行った方がいいんでしょ?」と父に聞いていました。だから仕方なく行くというカンジです。それに付き添いを必要としてるのは私だよ~。 リハビリ室がある階まで病院の車椅子で行く、と言い出
したのは父なんですが、そのことを全く母には言ってなかったようなので、母に、「病院に車がついたら入り口の脇に外来用の車椅子が並んでるから、それを持ってきてね」と言ったら、「え、車椅子なんて使い方わからないよ!」と抵抗しました。あんたは押すだけだよ。それに例え分からなくても、娘が病気なんだから我が子のために覚えようって気はないのかねえ。普段から自分以外の人のことを考えるのが苦手な人ですが、車椅子を押すみたいな他人のことを考えながら動くというのができない人で、「え?マジ?」の連続でした。壁に車椅子がぶつかってからとまるなんてしょっちゅうです。壁に車椅子がぶつかる=だけど自分はぶつかってない=だからOK、となるみたいです。かどを曲がるときも車椅子がぶつかって、それでは当然曲がれないんですが、力づくでどうにかなると思うらしく、「ウンウン」言いながら押しています。それで、「あの・・・車椅子がぶつかっているんだけど」と言わなければなりません。 車椅子を押していたのは母なんですが、リハビリ室に入るときは父がしゃしゃり出て、いかにも自分が付き添ったという顔をして、リハビリの先生が迎に来たら、「すっかりサボり癖がついて、先週もサボってしまいましたよ」と言いました。違うだろ、あんたが風邪引いたんだろ。リハビリの先生が笑って、「なんとか言わなくていいの?言いたいこと言われちゃうよ」と言いましたが、リハビリの先生たちは長年のつきあいなので、私が具合が悪いとかよっぽどの理由がなければ、テレビを見たりとかの簡単な理由でサボる人間じゃないと分かっています。 リハビリが終わると、母はいましたが父はいつものショッピングセンターに行っていませんでした。いつもはリハビリ室の前で待つんですが、珍しく混んでいて、座るところがなかったので、1階の方がもっと椅子がたくさんあるので1階に行こう、ということになりました。座っていても入り口がよく見えるので父が入ってくるのが良く見えます。けれど父はなかなか帰って来ません。そのうち父が入ってきましたが、上で私が待っているかもしれないのに、知っている人に声をかけたり、父好みのぽっちゃりおばちゃんタイプの案内センターの人に挨拶したり、いつもの父のスーパー外面外交が始まりました。まさかその一部始終を母と私が見ているとは知らない父は忙しく動きまわってやっと気が済んだらしくエレベーターホールに向かいました。なんか犬とか猫のなわばりを押さえるためのニオイ付けみたいだなあ、と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月20日 14時10分06秒
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