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川崎町の石んこ日記 ~石んこ地蔵とともに~

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2009.01.11
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012280.jpg子どもたちに演劇の演出をするのは、とても難しいです。

AZ9ジュニアアクターズの演出は、主に仙台を中心に活躍中の役者で演出もする、米澤牛(よねざわぎゅう)、改め渡部さとるさん。わたしと同じ歳です。

子どもたちに演出するのに一番楽なのは、口うつしで、大人のやった通りにさせる、ということ。でも、これは、考えないで、そのとおりにやっていればいい、ということで、外から与えられたもの。

子どもが自分自身で考えて、動いて、体で探っていく作業をさせるのが渡部さん。

昨日は、親の当番で、私もレッスンを見守る役でした。

渡部さんが、「えずこホールの大ホールで、額縁の中でやるのだから、もっと自分をアピールしないと。」というようなことを言うと、

子どもの声が変わるんです。表情も明るくなります。

「変わったの分かりますか?」と他のこどもたちに問いかけ。うなずく子もいれば、ふーん、という子もいますが。そばで聞いていた私にははっきり分かりました。

こどもたちも、おもしろがっていろいろやるのです。ひい爺さんが、守護霊です、と言いながらひ孫をおぶった、演出:「あ、これおもしろい、反対だよね。これやろう。」(結局は、おんぶは入れ替わるのですが)

ひい爺さん役の子が「入れ歯がはずれた」とアドリブ。「よーし、これおもしろい。入れ歯作ろうか」

こうやって、こどもたちと遊びながら作っていくシーンもあります。

まだ、本番まで10日くらいのレッスンがあるので、余裕もあるのでしょうが、本番近くになると、こうはいきません。怖くなります。演出の言っていることが伝わらない、こっちは真剣にやっているのにぼーっとして舞台の上の人になっていない子が居る、そういうのって、怒りたくなると思います。

 

そうやって、おもしろがったり厳しくなったりして、もまれて、こどもたちは成長していくのです。

 

www.isinko.com 石神彫刻工房のページもご覧ください。ZA9ジュニアアクターズの舞台の大道具作りでも活躍中のお父ちゃん。じつは彫刻家なのです。

 

 

 






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最終更新日  2009.01.11 21:22:45
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