カテゴリ:AZ9ジュニアアクターズ2009年度
AZ9(アズナイン)ジュニアアクターズ。宮城県の県南の市町の行政組合で主催するミュージカル団。小学校4,5,6年限定です。 うちの末っ子が入っていて、2年目5年生。きょうは、親の、練習見守り当番。わたしは午後、レッスン会場の隅でもうひとりの親と見ていました。
約40人のこどもたちが4つのグループに分かれて、短いお芝居を作っていました。 皆さんはお芝居とか演劇とかというと、台本があって、そこに書いてあるセリフやト書きを読んで、そのとおりに動いてセリフを言うものだ、と思うでしょう。 が、ここでのレッスンをみると、おお、そういうのもあるのかあ、と演劇の面白さを実感すると思います。 まず、ストーリーはだいたい考える(こどもたち中心で)のですが、台本のようなものはありません。 自分で動いて行く、しゃべってみる。そこから面白い言葉が生まれるかもしれないし。 あるいは、動きがどうも、らしくないときは、講師からのアドバイスが。「こういうときどうなると思う?」、子ども「おーーー、って驚く。」、講師「じゃあ、そうやってみようよ。」というように。
体で表現、感じた事を言葉で表現。 また、ひとつのグループでは、シェークスピアのお芝居にもでてきそうな、「コロス」。群衆とか、舞台の上で、登場人物の周りでお芝居を進行したり、人物たちを観てひそひそしたり笑ったり、驚いてみてたり、傍観者的でもあります。 コロスの役目も大きい。ほら、外国のコメディーで脇から笑い声や感嘆の声が流れてきますでしょ、あんな感じもあります。 そんなコロスもこどもたちがおもしろく演じています。
演劇などやったことのない、ごく普通の子どもたちが、子どもたち同士で振動しながら、お芝居を作って行く、こんな集団はあまりないのではないか、と思います。 来週の合宿で、このグループで発表会があります。
www.isinko.com 石神彫刻工房のページもご覧ください。家業です。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[AZ9ジュニアアクターズ2009年度] カテゴリの最新記事
|
|