川崎町の石んこ日記　～石んこ地蔵とともに～

3月11日です。末っ子が折っていた千羽鶴（千もないですが）いつかお供えしようと思っていて、今日行って来ました。

名取市閖上の日和山へ。建物の基礎だけが残っていて周辺には、ほとんど何もありません。

 涙があふれます。

風が強く、寒く。

震えは寒さのせいだけではなかったかもしれません。

千羽鶴を下げている竹組があったので、ご一緒させてもらいました。

神社にお参りして。

そのあと、閖上さいかい市場でお買いもの。ちょうど、私たちと同じようなコースの大型バスが2台いました。

末っ子は、去年、外国からの支援かなにかが川崎町の学校にもあって、「自分のところはほとんど何も被害なかったのに支援してもらって、申し訳ない。」みたいなことを言って、

何か気持ちを表したいと、折り鶴を折っていたのでした。それが束になっていたので、いつかどこかに持って行こう、とずっと思っていたのでした。

受験も終わり、合格発表が明日、というこの日。

次女も連れて、3人でお祈りの場に行けました。

宮城県柴田郡川崎町の石神彫刻工房、妻の日記です。