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スパゲッティーはアルデンテ、もはや常識になっちまいましたね。
伊丹十三の「女たちよ!」エッセイ集なんですが、最初のトピックがこれ、「スパゲッティのおいしい召し上がり方」なんですよ。1975年第一刷なので約30年前、日本には「茹ですぎ」で「ふわふわ」の「和風炒め饂飩」しかなかったんですねぇ。当時の”スパゲティナポリタン”に代表されるような「日本人」の「貧乏たらし」い「模倣」が彼のダンディズムに反していた、ということなんでしょうね。でも自分的には缶ミカンと一緒に弁当にちょこっと入ってたりするとひそかにうれしいんですけど。そういや生まれて初めてアルデンテのスパゲッティを食した時、「煮えてない!」と思ったっけな。味覚ってのは不思議だ。 他にもご教授下さってるのが アヴォカド・生ハム・カマンベール ・・・すっかり普及しましたね。 日本の食パンがまずい ・・・のは変わってないな。 で、なぜか泉麻人のコラムを今更読んだような読後感でした。なぜかしら? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.07 17:02:02
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