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すげんえ濃ゆいパロディ映画っつうか出演者もスタッフも全員ノリノリじゃん!
という感想を持ちましたよ、「妖怪大戦争」皆の衆必見。 さすが、鳥取県が全身全霊をかけて応援したわけだ。 今日はこっちを観たわけさ。 ちなみにこっちは1968年版「妖怪大戦争」 初っぱなから「くだん」っすよ、人アンド牛。うああ度肝抜かれた。 水木・荒俣・京極・宮部のチーム「怪」(妖怪役で出演もしてる)と吉本芸人のコラボはなかなかいいっすね~。 キヨシローの演技といえない演技も悪くはないし、竹中直人の微妙なキャラっぷりもうけた。 おまけに菅原文太が勿体なくも「ぼけじーさん」だよ、思いっきり。 なにより笑えたのが板尾とホンコンのシーンだね。 TVキャスター役でモニター越しの板尾なんかは瞬殺されてるし、 おでん屋の親父役のホンコンのせりふは「ゴボウがのびてる~」ぐらいで、 ごぼ天のアップと同じくらいの出演時間なんですけどね。 連れがポップコーンひっくり返すほど受けてた。 阿部サダヲと岡村隆史、配役が逆だったらえらくつまんなくなってただろうな。 はっちゃけたサダヲと抑えた岡村のコントラストがまたおかしい。 豊川悦司の加藤は今ひとつ迫力なしなんだけど、子供も見るんであれっくらいがちょうどいいのかもしんない。落としどころでちょいまぬけな表情作るの絶妙にうまいしな。 せっかくだから「帝都物語」のパロディで嶋田久作でもどっかに出してくれたらもっと楽しかったのに、とも思う。「怪」編集長役で佐野史郎も出てるんだけど、彼ほんとは加藤役やりたかったんじゃないかなぁ。 水木作品らしく鬼太郎パロもいくつかあって、カラスにカゴつけて飛んでくシーンとか そのまんま。山ほどいるキャラの造形も見慣れた水木原作に忠実っぽい。 で、妖怪大戦争のおかげで新宿周辺がかなーりぼろぼろになっちゃったんだけど、 結局麒麟送子の姉ちゃんと父ちゃんはどうなったんだろうか?無事なのか?ちょっと気になる。 それにしてもすっげー楽しそうに爆風でぶっ飛んでくんだよな~120万の脳天気な妖怪たちがさぁ~。あんなに楽しそうなんだもん思わず混ざりたくなるよな~。 これ、エンディングはキヨシローと陽水のデュエットなんだよね。陽水もある意味妖怪だよな。 ●忌野清志郎 with 井上陽水“愛を謳おう さて、ひととおりしゃべってみた後はキリンビールでも飲んで寝るとすっかね。 妖怪見えてきちゃうかもしんないけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.07 22:42:49
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