カテゴリ:自作ラジオ
aitendoで売っているDSPラジオモジュールDSP-443でFM/AM/SWのラジオを組み立てた。 これも今年も正月の福袋に入っていたものと同じもの。 このDSPモジュールはDSPのICと周辺回路をバリコンと組み合わせたDSPとしては特殊な感じのモジュールなのだ。 実は、去年、DSP-444で一度製作したのだが、かなり使えて良いと思ったが使っているうちにモジュールが壊れてしまった。 構造が外力をバリコンの軸でのみ受けるタイプだったので、バリコンのつまみを下手にこじってしまい、バリコンが壊れてしまったのだ。 一方、このDSP-443はよくあるポリバリコンと同様、バリコンを基板にねじで固定することにより外力を基板全体で受けることができるため構造的に強いのだ。 実際の配線は、モジュールに電源とアンテナとボリューム、スピーカーと切り替えスイッチをつなぐのみ。(そのほか、パスコンなどは必要。) 基板に直接薄型スピーカーを入れたが、結局100均のスピーカーをつないでいる。これがAFの増幅アンプも無いのにガンガン鳴るのだ。 チューニングはDPS独特なもので、バリコンのつまみを回すと吸い込まれるように同調する。FMは結構いい音で鳴るし、感度も良い。 AMはバーアンテナが極小なためか、終始ホワイトノイズに覆われている感じで音質は良くないが、まあ、よく入感する。ローカル局は。 SWも受信できるが、バンド幅が広いせいか、チューニングが微妙なのかでなかなか同調できない。そもそも短波は周波数が見えないと選局は辛いものがある。 まあ、うまく同調できれば、アジアの超強力局なら聞ける。 まあ、なんにしても、こんなバリコンサイズのDSPモジュールが無調整でガンガンラジオを入感させていること自体、自分的には驚愕だし、うれしい。 DSPはラジオ受信機そのものを進化させているなとつくづく実感させられてしまうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.17 00:34:06
[自作ラジオ] カテゴリの最新記事
|
|