前回は服装で栄養管理を語ってみましたが
今回はよく話をする「建築」で「栄養と体」について語ってみたいと思います。
家を建てることを考えましょう。
材料は何でしょうね。木材ですか?鉄筋コンクリートですか?
土を使いますか?草を使いますか?
家の材料ってなんでしょうね。
木材でべニアや、柱、板が部材になりますね。
釘もビスも蝶番も金属でできています。
石材では石を平たく板にいたり、砕いた小石でコンクリートの材料になりますね
粘土は土と言うよりも石が風化してできるので石材に入れると
瓦もタイルも石材でできていますね。
土は土壁がありますか?土地を高くするために土を入れますか?
草って何でしょうね。茅葺の屋根をつくりましょうか?縄を作りましょうか?
家を作る時の材料は木材、金属、石材、土、草と大きな分類ができます。
しかし今の家は木材は板や、柱、金属はビスとか加工された材料として
届けられて現地で作られますね。
この時の柱とかの材料が体にとっては栄養素になります。
栄養素はその成分がないと命を維持できない成分と理解ください。
家を作る時には材料を組み立てる作業員、職人さんがいますね。
そういうのは体で言うとざっと「酵素」の役割としましょう。
あと、作業はしないけど「監督」と言うのもいますね。
監督サイドには設計とかもろもろの実際に家を組み立てる以外の人を
ひとくくりにして体ではざっと「ホルモン」の役割としましょう。
この、作業員・職人さんとしの「酵素」、
監督さんとか設計とかの管理系は「ホルモン」としますが
この酵素とホルモンも体内で栄養素から作り出します。
また、外から来た酵素も、ホルモンも一部は体に影響を与えることも可能です。
このように家を作る時の状態と
体の仕組みは重ねて考えることができるのですね。
ここから話を展開しましょう。
家を作る時に必要な材料がなければ家は建ちますか?
どうだろう、材料が足らないと手抜きをしないといけないのですかね
金具を減らさないといけないのですかね。柱や床がないのですかね
昔聴いた話だと、農家さんは家が大きいじゃないですか
良いなーって思ったら、最初に全部作りこまずに
住みながら作っていったという人もいました。
いろいろなのでしょうけど、
農家って家も大きいしあこがれていましたが
聴いてみると江戸時代食えない農家が多く
豪農というか、大地主がいて
小作が多くありましたね。
太平洋戦争後に農地解放があって
小作も自分の土地を持つようになって
道を作ったり、住宅を作ることで小作で土地を得た人が
土地を売ることで現金を得て、そのお金で大きな家を作ったって
話がかなり現実的で、現在はマンション経営とか
言うけど、農作物で所得が十分ある人ってすごく少ない。。。
余計なお話ですけどね、農家って敷地も広くて
おうちも広くていいなーとあこがれていましたね。
でね、農家の家のつくりは結構ほかの家と比べて違っていて
農家のつくりと言うか最近の家のつくりの違いと言いましょうかね。
最近は木も工場でカットされていて、
現場では組み立てるのが主流なのでしょうか?
作り方も色々ありますが、細かいところは置いておいて、
材料が足らないと家を造ることに難があるというのは同意すると思います。
この材料不足では「「難」」があるという認識を共有してください。
「「家」」ができないわけではないですよ。
そういう意味で栄養素の過不足を考えるのですね。
これが 一つ!
ここから考えをさらに深めましょう
むかーし 昔の日本は、都(みやこ)が良く動いていました。
藤原京。。。平城京・・・平安京って
結構短期間にね
それって建物はどうしていたのかと言うと
分解して移築していたのです。
なので、移築した都はさびれるのでしょうね。
その当時の輸送能力の関係で木材も近郊から集めて
地産地消で、柱も何もカニも現場で作ることをしていたのでしょう。
道具も違って電動工具もない中で人の手を駆けて作っていました。
そう考えると、現場で加工する技術は多かったという見方もできますね。
今の家というか、奈良時代とかの建物と比べると
今では行政の大きな箱ものとの比較なのでしょうけど
それでも部材は工場で加工されて、
現場ではそれを組み立てるのが主流のように
今と昔では違うことがわかるでしょう。
今、少人数で作れるように、工場で加工されている
昔、大人数で建築し、現場で加工する量が多い
この違いはあると思います。
こうすると 充分加工された状態であれば
現場では少人数で作り上げられることを体に重ねると
栄養素を利用しやすい状態で補給をすると
少量の摂取で栄養を十分利用できますが
加工が不十分な食材は栄養吸収利用が十分ではないのです。
昔1万円前?そのくらいかな?人類が火を使えるようになった時に
脳が大きくなったというのですね。
これは火を利用することで
栄養吸収量が増えた結果と言うのです。
食料は同じなのに加工方法で体にも大きな変化が起こります。
デンプンも生の状態では吸収できません。
タンパク質のコラーゲンも生では吸収できません。
みんなが大好きな「生」は役く立たずです。
火を通して吸収を助けるのことは大切です。
このデンプンと、コラーゲンを例にするように過熱を十分にすると
吸収率が変わります。吸収ができないというのは血液に入っていかずに
排泄されるという意味で、ドライフードを食べている子と
同じ栄養量が含まれている非加熱の食事を食べていると
補給状況が「「違う」」のです。
どちらが良いかはその成分ごとに考え事が違ってきます。
この直接的な説明で理解できると思いますので
無理に家づくりに重ねなくてもいいと思いますけど、
現場に杉やヒノキの丸太を持ってこられても
柱にも床にも使えないと意味ないですよね
ってこと。
釘やビスや金具が欲しいのに、金属の塊を持った来られても
使えませんって話。
その3
家づくりを日本の国の中で部材を作り
家を一つの細胞と考えてみてはどうでしょう。
材料は大地から供給される木材であり、
金属や、石材等が日本で入手できるものと
海外から入手できるものとありますが
今回は栄養消費の体内でのバランスが変わり
栄養補給を増やさないといけませんよと言う話をします。
直接言うと病気になると単純に修復のために栄養消費が増えるので
通常の栄養補給では足らなくなるかもしれません。
また、特定の物だけ不足する場合も起きるかもしれません。
ってことを次に話をします
続く