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カテゴリ:美術館の旅予定&ご報告
三連休の中日に おとなの遠足シリーズ第6回は高野山へと行ってまいりました。
少し肌寒いだろうと予想はしていたものの、とうちゃくしてみるとやっぱり肌寒い! 日差しは暖かなので、風をしのぐ皮のコートを着て丁度いいくらいでした。 到着するまでのくねくね山道で、皆さん車酔いするのでは?という心配も なんとかセーフ。 勝手知ったる道で、「はい、皆さん、ここから(車酔い)危険地域です」というお知らせとともに 皆さん、早朝集合の眠さもあってか、うまい具合に眠りについていただきました。 高野山は世界遺産としてだけでなく、森林浴セラピーの場としても有名です。 車窓から眺めるコスモス 「きれいね~」と楽しんでいたのは KちゃんとYさん、私の3名のみ。 あとは皆さん、静かに峠が過ぎるのを目をつぶって待っていただいておりました。 ただじっと座って乗っているようでも、結構車に揺られるのは、お腹が空くようです。 到着するなり、「お腹が空いた~」と精進料理なるものをいただきました。 私生まれも育ちも和歌山でして。 ドライブといえば、高野山を抜けて白浜へ日帰りで数え切れないほど行っておりますが 今回のおとなの遠足♪では初体験がいくつかありました。 そのひとつがこの精進料理。
マクロビやスローフードの観点からとっても注目を浴びているらしいです。 確かに繊維性抜群 さあて、ちょっぴり修行僧?気分を味わったあと、 霊宝館へ。 ここでは平安時代からの仏像があり、藤原家所有だったものが多く、美意識の高さを伺えます。 平清盛の血で書いたと云われる曼荼羅やら 受けてましたねぇ。 中に他県への展示のため、出張中の仏像もあり。(ご苦労様で~っす) いよいよ歩いて大伽藍へ。 三鈷の松の松葉が3枚あるのをチェックしたり、
たくさんあるお堂の中で唯一仏像を見ることができた 孔雀堂にて歓声をあげたり。
この孔雀は、雨を祈るのに特効があるとされていたそうです。 今日はいい、いい、降らなくて。(笑) ところで、伽藍に来るまでの道中、「本日伽藍にて13時より餅まき」の張り紙を ところどころで見かけていたのですが、みんな暗黙のうちに捜し求めてキョロキョロ。 はっ、と奥の方で人だかりが見え、「あ~!」と小走りでみんな駆け寄ってみると、
六角経蔵の周りでなにやら掛け声とともに檀家さんらしき人たちが押しているではありませんか!? この取っ手を。 ↓ ↓
「どうしても回してみたい!」との参加メンバーさんの一声で 「まわすの禁止」の看板がないことを確認し やってみましたよ~。(笑)
途中で私はビデヲ撮影のため、一人抜けたのですが そうするとピクリとも動かなくなり、 あわててまた混じってまわすまわす。 これは、紺紙に金泥(きんでい)で浄写された一切経を納めるために建立された経蔵であり 一回りすれば一切経を一通り読誦した功徳が得るといわれているそうです。 なんだ~、観光客もまわしてよかったのね。。。。 大満足して、六角経蔵を後にしたとたん、 私たち(大半レディ 自分たちもうんうん回していました。 いやあ、こんなハプニング大好き~。 自分ひとりじゃ、絶対やらないものね。 何度も火災で焼失されながらも、仏像たちはそのたび運びだされ、 ようやく残っているのが今の霊宝館などに収められているそうです。 その後、金剛峯寺を拝観しました。
今回の旅一番の私のお気に入りスポット。 石庭。 落ち着くぅ。。。 時間があれば、もっとずっと色んな角度から見てみたいお庭です。 そして、今回のお楽しみどころ和菓子のお店へ。 これ↓ お豆腐でつくった、和菓子。 その他、やわやわくるみ餅など精進料理では飽き足りない 私たちの胃とこころを満たしてくれました。 修行するには程遠く。笑
高野山は、八葉蓮華を想定して、曼荼羅の図ように作られた町です。 それにしても、人間のこころ(欲)がこんなパワフルな世界を作りだしちゃうなんて なんともはや。 某嬢のつぶやく「え~、ここは霊山というよりも、商業都市だよ~」の一言に妙に納得する旅でした。笑 ある意味、違う角度から業の深さを知った、旅。 それにしても帰り際の秋空の美しかったこと。 ご参加いただいた皆様からの感想は こちら旅ブログにてスタッフのぶちゃんがUPしてくれております。 ぜひご覧ください!
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Last updated
2008.10.14 19:46:33
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