『五島うどんのルーツ』というブログをみつけました。

西の果ての東支那海（東シナ海）に浮かぶ五島列島、その片隅で生産される五島手延べうどんのルーツはかなり古いもので明確ではありませんが、八世紀の頃に中国から入ってきた舶来品が始まりである事は間違いないようです。
五島は遣唐使船の寄港地でもあり、海賊王直の根拠地だった事もあり、歴史的にも文化伝来の地であり、大陸から日本への麺ロードにあたる立地条件より考えても手延べうどんが育つ島であったに違いありません。
昔はうどんの生産も少なくハレの日に食べる貴重な食品で、現代に入っても「幻のうどん」とよばれ、希少価値は全国の食通の間では定評がありました。
13世紀に渡る長い伝統を伝える「五島手延べうどん」の秘伝は、「塩と椿油」にあります。
昔ながらの鉄製の平釜で煮詰めて自然脱水させたミネラル豊富な塩を使い、様々な工程の中で２回使用する五島産の椿油で、独特の風味を演出するかくし味となっております。
五島列島の手延べうどん（幻の五島うどん）を、是非、ご賞味下さい。