さっちゃんと9人家族

2009/07/30(木)18:09

悲しみとともに・・・

友人(80)

      朝出かける前に友人からメールが入った。ちょっと声が聞きたい。お電話してみると、昨日の元気なメールとはうって変わって声が震えている。  身内ではないけれど今の自分を築くに本当に力になってくださった方が昨日天国に行かれた、と今朝聞かされたのだという。  つい先日ご自宅にうかがってお中元をお届けしたときも、家族の方が出てこられて何一つそのようなことをおっしゃらなかった。確かにこの数年、ちょっと具合がお悪いとは小耳に挟んでいたけれど、どこがどうなのかということも全く知らなかった。  あまりに突然すぎる悲しい知らせにどうしたら良いか分からない、と泣きながらぽつぽつと伝えてくださった。   本当にこういう知らせは突然やって来る。 心の準備もできていないうちに、もうその方とはお会いすることはできない、という現実を突きつけられる驚きと、悲しみ。 どれだけ大きなショックが友人の体と心に引き起こされたことだろうと思う。 でも亡くなったその方もご家族も、友人のことをよくよく分かっておられたのだろう。 前もって友人に自分の病状や様子をお伝えしたら、もっともっと大きなショックが長く長く続くに違いない、と考えられたのだろう。「この唐突なお知らせも、きっとあなたの大切な方からのプレゼントなのね。一番あなたが受け取りやすいように、よく何度も考えて決断されたのだと思うよ。あなたは幸せな人ね、そんなにも考えてくださる方に出会えていて・・・。自分のために涙してくれるあなたのそばに、今日は何度もその方はいらしているのじゃないかしら・・・。今、よみがえってくるその方との大切な思い出や伝えたかった気持ちを、心に思い起こすといいよ。きっとその方はあなたの思いを受け取って下さると思う。その方もどんなに嬉しいでしょう。 あなたが何よりしっかりとした足取りで毎日を過ごせるようになってきていること、それが自分のおかげで支えてもらったんだ、てあなたからの感謝の気持ちを受け取ったら・・・。最高の花束!天国の門に入るとき、 たくさんの花束に包まれてきっと今まで経験したことのないような幸福な気持ちになられるでしょう。  悲しみにあっても平安と生きる希望をくださるその方に感謝ですね  

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