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テーマ:今日見つけた宝物(655)
カテゴリ:アンサンブル
今日は来客があったものだから朝友人たちに昨日のブログ日記を配信した後、全くメールのチェックをしていなかった。 さっきメールを開いてみたら 「残念でした。オーディション不合格でした!!」とクァルテットのメンバーのメールを先頭に関連メールがいつくか溜まっていました。 残念は残念なんだけれど、このオーディションのおかげでクァルテットはかなり違うものになったような気がします。 何より練習回数は変えていないにもかかわらず、すごく一体感が生まれました。はっきりとした良いものを作り出したい、という意志が感じられるようになったというべきでしょうか!それは聴かせるから、という土台から生まれたものではないように思います。 表現するのは難しいけれど強いて言えば、とうとう私たちのクァルテットの存在が表に出る、この世に生まれたんだ、という感じの緊張と喜びが4人の中に生まれた、という感じです。 昨日の練習でもモーツアルトのクァルテット1番のメヌエットの弾き方について真剣に皆で考えました。メロディに対してどんな3拍子をつけたらいいのだろう・・・。 それを考えていくことはそれまで自分たち一人一人がこういうダンス音楽について今までどんな体験をしてきたか、どんな感覚で弾いていたか、どんな教えられ方をしたか、いろんなことがそれぞれの口から飛び出し語られます。 まぁその違いにも驚かされる部分も確かにあるけれど、語ることができたおかげで、4人共通の認識というものを確実に得たなぁと感じています。 もっと簡単に言えば、 それぞれが語らずにいたら、一緒に弾いていてもばらばら(ただ合わせているだけ)。 この一致は同じような考えに基づいて同じテクニックを用いて同じように弾くことができる、というものではないけれど、4人で一つというユニット感を作り出した。 これはいったん生まれたらそう簡単には消えないだろうと思う。 ありがとう!オーディション!!
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