2010/04/12(月)20:19
当たり前でないもの(2)
土曜日の長い練習の後、
やれやれ、さすがに疲れたかも?という私に
「『過ぎたるは及ばざるがごとし』、というでしょう?」
とToさんそんな時、町内に配る市民新聞の山の横に一通のお手紙が置いてありました。先日、初めてフランシスコの家でお目にかかった方からで、お友だちに誘われてコンサートに来てくださり、一番前で私のすぐ横で聴いてくださったNさんでした。
ちょっと大きめの袋の中には、心をこめて書いてくださったお手紙、そしてこの前フランシスコとクララ友の会の日にいただいたタウのペンダントも同封してくださっていました。「あのタウ、友人に必要かなって思って差し上げたんです」、とコンサートの時お話したからです。ほかにも小冊子や私の大好きな「ブラザーサン・シスタームーン」も同封してくださっていて、それを見た途端に、心の中がふっくらと広がってとてもホッコリしました。まるで焼きたてのパンのよう「人に生かされる」、とはこういうことなんですね。
私が必要とするものはちゃんと与えられる。
つまり、与えられないものはもともと必要としないもの。与えられた物の中で生きる、それを実行されたのが聖フランシスコや聖クララでした。ご本の中の言葉を、一つ一つ丁寧に味わいながら、心の中に納めていこうと思います。生かされる自分に気づけるほど幸せなことはない。感謝!!