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テーマ:今日見つけた宝物(655)
カテゴリ:本、読み物、講演より
今日は本当に美しい空でした。先週と同じく、今日は開催中の「阿南慈子展」に行ってお仕事をする日。 今週になって、産経新聞や京都新聞に記事を書いていただいたおかげで、お客さまもより多くの方がおいで下さっている、と思文閣のスタッフの方がおっしゃっていました。 慈子さんのお母様もおいで下さっていて、記事をお読みになって駆けつけてくださった、慈子さんや奥村家ゆかりの方々をお迎えして下さっていました。 ボランティアメンバーは私も含めて5人。そのうちのお一人の方は、ついこの間まで京都にお住まいではなく、本当に慈子さんとは特に関わりのある方ではなくて、引っ越してこられて間もなくの時に、思文閣美術館においでになって、慈子展のことを知り、ボランティアメンバーになってくださったとのこと。 こんな形でボランティアをしてくださる方もいらっしゃるのだととても感心した私でした。本当になんてありがたいことでしょう。 ところがなんです。私の兄がイエズス会の神父であるということをご存知になって、 「私イグナチオ教会に行っていたんです」だって!! その日は私たちがカナダに出発する前日で、私はお腹に7カ月目の二男Sを抱え、5カ月の時のトラブルから極力負担になることは避けるように、とドクターストップがかかっていたので、その叙階式に参列することができなかったのです。 ところが今日ご一緒した彼女は同じ時に叙階されたもう一人の神父さまととても関わりがあったので、その叙階式に行っていたというのです。 なんて、面白いことでしょう。 それにもう一つ驚くことがありました。 私はずっともう一度そのシスターにお目にかかりたいなぁ(講演も聴いたので)と思っていたら、なんと今日、午前中にフラッと何の前置きもなくそのシスターがいらしたんです。 そのシスターはナミュール・ノートルダム修道女会のシスター渡辺和子さんです。 慈子展のパネルにもお写真があるのですが、シスター渡辺は慈子さんのところに来てくださったことがあって、その時からずっと心に留めてくださっていたんですね。 阿南慈子さん、という命が背負ってくださったさまざまなこと、彼女が生き抜いてくださった一瞬一瞬の積み重ね、その彼女を支え続けたご家族や友人たち、すべてのエネルギーがいまだにどんどん湧きあがり広がっている、そんなものを強く感じた今日です。 開催日はあと2日となりました。
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Last updated
2010.11.19 17:18:07
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