さっちゃんと９人家族

　　少し大きくなった子どもたちを持つお母さんたちにとっては、受験や学校での様子なんかが気になるのですが、この日のテーマは子離れも含まれていました。

　子どものことなのに自分のことのように感じられ、本人は少しも困っていないのに、このままじゃぁ心配と不安が自分の中に留まってしまう。

　これは誰にでもあります。7人も子どものいる私でさえそう思うのですから間違いありません・・・。
ただ7人いれば子どもたちが経験してくること、私が経験することにかなりのバラエティがあるので、余り深みにはまることなく済んでいる、ということなのかもしれません。

　「見守る」てことのさじ加減はとても難しいです。

　　また子育てからお仕事やボランティアに向かったお母さんたちは家事とのはざまの中でとてもお忙しい毎日を送っておられます。
けれども忙しい、とかお金とかよりも、その現場で多くのことを学んでおられるみたいです。おじいちゃんおばあちゃんと関わることが多くなった友人の一人は

「皆さん本当にお年を召していても素晴らしいです。
病気を抱えながらも80になっても90になっても「よし勉強するぞ」とか「まだ仕事をしなくては」と海外出張さえこなしておられる」

　ええ、私たちはいくつになっても学ぶことを許してもらえるし、条件さえ整えることができれば、そうやって目に見える形で生きている私をしっかり実感出来るチャンスがもらえるかもしれません。

でももし条件が整わなくて、目に見える形にすることができない、としても、あきらめないで生きていることを感謝できる私でいたいと思いました。